新スタジアムの1万人以上収容を要望 市長はラグビーワールドカップの試合誘致と1万人規模での建設を検討する考え 秋田市
建設予定地が八橋地区に変わった新たなスタジアムについて、県内のスポーツ団体の代表などが穂積市長の元を訪れ、早期建設や収容人数を1万人以上とすることなどを求めました。
穂積市長は、招致活動が進む2035年のラグビーワールドカップ日本開催時は試合を誘致したいと述べ、1万人規模で検討していく考えを示しました。
穂積市長の元を訪れたのは、秋田市スポーツ協会、秋田県ラグビーフットボール協会、秋田県サッカー協会、そしてブラウブリッツ秋田後援会の代表です。
それぞれ要望書を手渡し、新たなスタジアムの早期建設や、収容人数を1万人以上とすることなどを求めました。
秋田県サッカー協会 安井誠悦 会長
「新スタジアムはフットボール専用ということでありますけども、フットボール専用イコールサッカー専用と勘違いされている方もいらっしゃるようですので」
「球技全体を指すものでありますので、その辺の周知をして頂きたい」
秋田県ラグビーフットボール協会 三浦廣巳 会長
「ラグビー競技も可能でありますので、その他の競技も可能な、総合的な市民のシンボリックなスタジアムにして頂きたい」
新たなスタジアムの規模について、穂積市長はこれまで5000人以上で検討するとの見解を示している一方、「理想としては1万人くらい欲しいのが本音」とも述べていました。
穂積市長
「2035年の(ラグビー)ワールドカップはぜひ誘致はしたいと思うので」
「そのためにも5000じゃあまりにもね。1万ぐらいでもし可能であれば、臨時の増設もできるのかも含めて、そこら辺の規模感が決まってくるだろうと思ってます」
秋田市は、市議会に対して、今月30日に事業主体やスタジアムの規模などについての方向性を示すことにしています。