ミックスデュエット佐藤ペア 姉弟で挑む世界選手権 アーティスティックスイミング日本選手権
姉の佐藤友花選手(手前)と弟の陽太郎選手(奥)【写真:松尾/アフロスポーツ】
◇アーティスティックスイミング日本選手権水泳競技大会 3日目(3日、東京辰巳国際水泳場)
6月にハンガリー・ブダペストで開催される世界選手権に向け、今大会はオープン参加をしている日本代表。
前日のデュエットテクニカルルーティンに引き続き、この日デュエットフリールーティンに出場したのは、佐藤友花選手(20)・佐藤陽太郎選手(17)の姉弟ペア。
姉弟でミックスデュエットを組むことは世界でも珍しい例です。
ミックスデュエットに誘ったのは、姉の友花選手でした。それから初めて2人でデュエットを組み出場した試合が2020年の日本選手権。
友花選手はその時既に、「2人で代表になって世界選手権でメダルをとりたい」という思いがありました。
弟の陽太郎選手は「東京五輪代表の補欠になるほど上手で、すごい選手である姉と一緒に組めてうれしかった半面、自分が上手く演技できるか不安だった」と当時の心境を明かしました。
強みだと語った「姉弟にしか出せない同調性」はアーティスティックスイミングにおいて大きな武器。
この日の2人の点数はトップの88.1667点で、3月に行われたワールドシリーズバーチャル大会の82.7000点から大きく点数を伸ばしています。
2人を指導する酒井麻里子コーチは、「高さ、同調性が上がってきたのに伴い、完成度が高まってきた。特に水面からのダイナミックな高さが見えてきた」と得点が伸びた理由を分析。「集中力、モチベーションを本番に照準を持ってこられることがこの2人の強み。2人は2人の戦い方を探していく」と語りました。
6月の世界選手権では、2人でミックスデュエットの表彰台を目指します。
6月にハンガリー・ブダペストで開催される世界選手権に向け、今大会はオープン参加をしている日本代表。
前日のデュエットテクニカルルーティンに引き続き、この日デュエットフリールーティンに出場したのは、佐藤友花選手(20)・佐藤陽太郎選手(17)の姉弟ペア。
姉弟でミックスデュエットを組むことは世界でも珍しい例です。
ミックスデュエットに誘ったのは、姉の友花選手でした。それから初めて2人でデュエットを組み出場した試合が2020年の日本選手権。
友花選手はその時既に、「2人で代表になって世界選手権でメダルをとりたい」という思いがありました。
弟の陽太郎選手は「東京五輪代表の補欠になるほど上手で、すごい選手である姉と一緒に組めてうれしかった半面、自分が上手く演技できるか不安だった」と当時の心境を明かしました。
強みだと語った「姉弟にしか出せない同調性」はアーティスティックスイミングにおいて大きな武器。
この日の2人の点数はトップの88.1667点で、3月に行われたワールドシリーズバーチャル大会の82.7000点から大きく点数を伸ばしています。
2人を指導する酒井麻里子コーチは、「高さ、同調性が上がってきたのに伴い、完成度が高まってきた。特に水面からのダイナミックな高さが見えてきた」と得点が伸びた理由を分析。「集中力、モチベーションを本番に照準を持ってこられることがこの2人の強み。2人は2人の戦い方を探していく」と語りました。
6月の世界選手権では、2人でミックスデュエットの表彰台を目指します。