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新生マーメイドジャパンが新演技を披露「課題はリフト」日本選手権

2022年5月1日 18:42
新生マーメイドジャパンが新演技を披露「課題はリフト」日本選手権
「お化け屋敷」をテーマとしたフリーコンビネーションを泳ぐAS日本代表(写真:松尾/アフロスポーツ)
アーティスティックスイミング・日本選手権水泳競技大会1日目(1日、東京辰巳国際水泳場)

6月にハンガリーのブダペストで開催される世界選手権に向けて練習をしているマーメイドジャパン。1日に開幕した日本選手権にオープン参加しました。

この日は3種目の決勝が行われ、日本代表はフリーコンビネーションとソロテクニカルルーティンの2種目で演技。

10名で行うフリーコンビネーションのテーマは「お化け屋敷」。怪しい世界観と場面展開の速さが見どころで、新しい代表メンバーを迎えて挑む構成となります。

この日の演技について、選手達は口を揃えて「リフトがまとまっていない」と課題点を挙げました。

吉田萌選手は「緊張でボーっとしている子もいた。世界選手権までに、本人もどうやって試合に臨むか見つけられればいい」と、精神的な面も新チームの課題としました。

中島貴子ヘッドコーチは「メダルは確実に狙わないといけない。五輪経験者のレベルに新しいメンバーを合わせて、世界と戦いたい」と世界選手権に向けて思いを語りました。

ソロテクニカルルーティンでは、乾友紀子選手が出場。自身が2017年にブダペストの世界選手権で出場した際のフリールーティンと同じ「鳳凰伝説」を題材にしています。

2017年は4位と、表彰台を逃した乾選手。「17年は悔しい思いをしたので、種目は違うけどリベンジしたい」と、17年と同じブダペストで行われる、世界選手権に向けて意気込みました。

世界選手権に向けて、乾選手のソロのコーチを務める井村雅代コーチは「待っていた世界の舞台だから、大いに楽しんでほしい」と背中を押しています。
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