プロ野球・巨人の山崎伊織投手が15日、自主トレを公開。今季の意気込みを語りました。

チームメートの赤星優志投手や園田純規投手らとともに、ジャイアンツ球場で自主トレを行い練習後にインタビューに応じた山崎投手は、現在の体の状態について「結構疲労がたまっているのですが、足もパンパンですし。でもその中で結構動いてやっているので、ジャイアンツ球場でやることでトレーナーさんたちも毎日いてくれるので、ちょっと体を見てもらったりしながらですけど、すごくいい自主トレができていると思います」とコメントしました。

自主トレでは、園田投手が持ち込んだ通常よりも重いボールを投げるトレーニングを実施。「肩甲骨の内旋外旋というところをしっかりと投げる前に出して、重たいボールは指だけでは投げられないので、さっき言ったところを使いながらキャッチボールの前に投げ、そこをしっかりと動かして本番も投げることで負担がこなくなる」とその意図を明かしました。

強化したいポイントを問われた山崎投手は、「体の部分もそうですし、1年間を通してしっかりトレーニングができるように、ちょっときつい時に重量を落としてしまったりすることもあるのですが、なるべくそれをしないように1年間続けてみようかなというのと、投げる方では去年落ちる球があまり良くなかったので、そこを2月3月までにしっかりと自分の中でしっくりくるものを投げられるようにしたいと思います」とコメント。走り込みやフォークボールの質向上などに取り組んでいるそうです。

シーズンへ向けては、「チームとしてもリーグ優勝はできたのですが、日本一には届かなかったので、全員が悔しくてやっぱり日本一になりたいと強く思った年だと思うので、そこに向けて突っ走っていきたいと思います」と宣言。個人としては「自分自身は開幕を投げたいと思っているのでそれに合わせてアピールできるように少しずつ頑張っていきたいと思います」と意気込みました。