◇WBC1次ラウンドプールB 日本13-4韓国（10日、東京ドーム）

この試合、打っては日本の反撃ののろしを上げるタイムリー。守ってはダイビングキャッチでファインプレーと、攻守の両面で活躍したラーズ・ヌートバー選手が試合後のヒーローインタビューに登場。紹介を受けると、球場からは大歓声が巻き起こりました。通訳には、エンゼルスで大谷翔平選手の通訳を担当する水原一平さんが務めました。

お立ち台にたった気持ちを聞かれると「最高の気分です。日本の代表のメンバーの一員となれて、とても光栄に思いますし、勝てて良かったです」とコメント。

何よりもチームの勝利に貢献できたことが一番と話すヌートバー選手。「もちろんヒットもうれしかったですけど、それ以上に勝てたことが一番うれしいです。あとは打線も1番から9番まで万遍なく打ってくれて、ピッチャー陣も素晴らしいピッチングをしてくれて最高です」とチームメートの活躍をたたえました。

守備では2試合連続のスーパープレーで投手陣を援護。インタビュアーには「アリガト、アリガト(笑)」と笑顔で回答。

6回には死球を受け、心配されましたが「ちょうど凝ってたところにぶつかってほぐれたので、ちょうど良かったと思います」とユーモアあふれるコメントで球場を沸かせました。

侍ジャパンに浸透している話題の“ペッパーミルパフォーマンス”は「チームメートもファンの皆さんも受け入れてくれてすごくうれしいですし、一体感のあるセレブレーションとなっていますので、続けていきたい」と、これからの戦いでも見せていくことを誓いました。

最後には日本語で「ニッポンダイスキ、ミンナアリガトー！」と挨拶。日本のファンたちの心をがっちりつかんでいます。