メジャーリーグのゴールドグラブ賞の受賞者が日本時間4日、発表されました。

ゴールドグラブ賞は、各9ポジションとユーティリティー部門でそれぞれ3選手ずつ発表され、9ポジションに関しては30球団の監督・コーチの投票75％、守備指標25％の割合を合計して受賞者が決定。2022年に新設されたユーティリーティー部門は特別な守備指標をもとに選出されます。

ア・リーグ左翼手部門はガーディアンズのスティーブン・クワン選手が3年連続3度目の受賞。メジャー1年目から3年連続での受賞は、イチローさん含め史上3人目の快挙となります。クワン選手は、日系アメリカ人の母を持ち、現地で「ベイビー・イチロー」の名前で親しまれています。そんなイチローさんと同じ栄誉を手にしました。

そして、ア・リーグ遊撃手部門では打率.332を残し首位打者に輝いたボビー・ウィットJr.選手が受賞しました。

ワールドシリーズを戦ったドジャースのウィル・スミス選手、キケ・ヘルナンデス選手とヤンキースからフアン・ソト選手ら3人がファイナリストとして選ばれていましたが、両チームから受賞者は出ませんでした。

以下、ゴールドグラブ賞受賞者一覧

【ア・リーグ】
◆投手
セス・ルーゴ（ロイヤルズ）初
◆捕手
カル・ローリー（マリナーズ）初
◆一塁手
カルロス・サンタナ（ツインズ）初
◆二塁手
アンドレス・ヒメネス（ガーディアンズ）3年連続3度目
◆三塁手
アレックス・ブレグマン（アストロズ）初
◆遊撃手
ボビー・ウィットJr.（ロイヤルズ）初
◆左翼手
スティーブン・クワン（ガーディアンズ）3年連続3度目
◆中堅手
ドールトン・バーショ（ブルージェイズ）初
◆右翼手
ウィルヤー・アブレイユ（レッドソックス）初
◆ユーティリティ
ディラン・ムーア（マリナーズ）初

【ナ・リーグ】
◆投手
クリス・セール（ブレーブス）初
◆捕手
パトリック・ベイリー（ジャイアンツ）初
◆一塁手
クリスチャン・ウォーカー（ダイヤモンドバックス）3年連続3度目
◆二塁手
ブライス・トゥラング（ブリュワーズ）初
◆三塁手
マット・チャップマン（ジャイアンツ）2年連続5度目
◆遊撃手
エゼキエル・トーバー（ロッキーズ）初
◆左翼手
イアン・ハップ（カブス）3年連続3度目
◆中堅手
ブレントン・ドイル（ロッキーズ）2年連続2度目

◆右翼手
サル・フリーリック（ブリュワーズ）初
◆ユーティリティ:ジャレッド・トリオロ（パイレーツ）初