◇FIS スキージャンプワールドカップ2025 札幌大会(14日、大倉山ジャンプ競技場)

世界のトップジャンパーが集う「スキージャンプワールドカップ2025 札幌大会」の予選が14日に行われ、52歳のレジェンド葛西紀明選手は97mで予選敗退となりました。

予選を突破すれば、自身が持つワールドカップ個人最多出場記録(578試合)を更新でしたが、翌日の試技に進めず。「やっちゃいました～」とはにかみつつ、「世界のレベルが違いますね。プレッシャーありすぎて失敗しちゃいました。大失敗しました」と振り返りました。

国内の大会で2週連続優勝と勢いに乗っていたレジェンド。「うれしかったですね」と話しつつ、「でも調子こいていましたね。調子にこいてこのワールドカップに来ちゃいましたね」と苦笑いを浮かべました。

この日は、海外の大会を遠征している小林陵侑選手も参戦。130ｍを飛び7位で予選を突破しました。予選突破を逃した葛西選手は、16日に同会場で行われる個人第23戦で予選を通過すれば、ワールドカップ個人最多出場記録を更新となります。