8月7日に開幕する夏の甲子園に向け、新たに3校が出場を決めました。

岩手県決勝は、夏の甲子園11度出場の盛岡大附と、去年、出場した花巻東が対戦。

1対1で迎えた8回、花巻東は2アウト1塁から田崎晴大選手がタイムリースリーベースヒットを放ち勝ち越します。さらに9回も2点を追加しリードを広げましたが、その裏、ノーアウト2、3塁のピンチを招くと、2度の内野ゴロの間に2点を失います。

それでも最後は逃げ切り4対3で勝利した花巻東。2年連続12度目の甲子園出場を決めました。

鳥取県決勝は、鳥取城北と米子松蔭が対戦。6年ぶりに夏の甲子園出場を狙う鳥取城北は9回まで、1対4と3点を追う苦しい展開となります。

それでも、9回に1点を返すと、2アウトながら1、2塁のチャンスを作ります。ここで3番平山暖也選手がタイムリーツーベースヒットを放ち同点に追いつきます。

なおも1、2塁のチャンスで橋本那由太選手がセンターへタイムリーヒット。9回に3点差をひっくり返した鳥取城北が劇的なサヨナラ勝ちで6年ぶり6度目の甲子園出場を決めました。

熊本県決勝はここまで夏の甲子園に22度出場している熊本工と、今春にセンバツに出場した熊本国府が対戦。

熊本工は初回に犠牲フライで先制すると、3回には連続タイムリースリーベースヒットなどで3点を追加しました。その後、2点を奪われましたが、6対2で勝利した熊本工が3年ぶり23度目の甲子園出場を決めました。

■25日に行われた決勝戦の結果
【岩手】
花巻東4-3盛岡大附
【鳥取】
鳥取城北5×ｰ4米子松蔭
【熊本】
熊本工6-2熊本国府