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【巨人】戸郷翔征「甲斐ノート」でデータ共有 フォークで2奪三振「このボールがメジャーに出せれば良かった」

2025年3月21日 11:27
【巨人】戸郷翔征「甲斐ノート」でデータ共有 フォークで2奪三振「このボールがメジャーに出せれば良かった」
ノートを見ながら投球を振り返る甲斐拓也選手と戸郷翔征投手(日テレジータス)
プロ野球オープン戦 巨人-ロッテ(21日、東京ドーム)

巨人先発の戸郷翔征投手が3回無失点と好投しました。

前回登板した15日のドジャース戦では5失点だった戸郷投手でしたが、この日は無失点。2つの空振り三振は、どちらもフォークで奪いました。

試合後、このフォークについて戸郷投手は「(ドジャースの選手は)変化球のフォークをあまり振ってくれなかったので、フォークの投げ方の意識を変えるというか。自分のいい時の感覚を思い出して投げました。きょうは落ち方もすごく良かったので、このボールがメジャーリーガーに出せれば良かったなとも思ったのですが、そういうところも一つ勉強。力を入れると質の悪いボールになっちゃうことが分かったので、いつもの自分に戻れて良かったなと思います」と振り返りました。

また、カットボールについては「(打者が)『おっ!』っていう反応をしてくれるのですごくうれしいです。ただそこに頼りすぎると僕のピッチングが崩れてしまうと思うので、甲斐(拓也)さんと話しながら徐々に合わせていこうと思います」とコメントしました。

このコメントの通り、この日はバッテリーを組んだ甲斐選手と積極的にコミュニケーションを取る様子が見られた戸郷投手。甲斐選手のノートを一緒に見ながら投球のイメージを話し合ったそうで、「いろいろなデータだったりとか野手の傾向、攻め方を試合中に話しました」と意思の共有をしました。

甲斐選手について戸郷投手は「過去パ・リーグであれだけ出場したキャッチャーですし、傾向も当たっていました。(甲斐選手が)考えながらやっていることも感じて、一球一球の球種に対する攻めの話ができたので、とても良かったなと思います」と語っています。
最終更新日:2025年3月21日 11:27
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