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大坂なおみ 左膝負傷のサビルに駆けよりタオルかける 2回戦進出も「勝った気持ちにはなっていません」

2022年9月21日 5:55
大坂なおみ 左膝負傷のサビルに駆けよりタオルかける 2回戦進出も「勝った気持ちにはなっていません」
D・サビル選手(左)に駆け寄る大坂なおみ選手(右)【写真:アフロ】
◇女子テニス:東レ・パンパシフィックオープン(東京・有明テニスの森公園)

女子テニスの大坂なおみ選手(24)が20日、シングルス1回戦に登場。対戦相手のD・サビル選手(オーストラリア)が左ヒザの負傷により途中棄権したため、大坂選手が2回戦に進出しました。

大坂選手が日本でプレーするのは去年の東京五輪以来ということもあり、会場には多くのファンが駆けつけました。

第1ゲームは相手の体勢を崩すほどの強烈なサーブを放つなど、主導権を握り、ポイントを奪っていく大坂選手。

第2ゲーム、ネットに当たってコートに入ったボールに前に出たサビル選手。ショットを放ち、着地した際に左ヒザを負傷したのか、声を上げてその場に倒れ込みます。

大坂選手はいち早くサビル選手に駆け寄り、タオルをヒザにかけて心配そうな表情を見せます。サビル選手は治療をし、体を動かしてみますが、棄権することを判断。いくつか言葉を交わした2人は最後に強くと抱き合いました。

試合後、会見に臨んだ大坂選手はサビル選手について「何よりも無事に回復すること、そしてそれほどひどいケガではないことを祈っています。また戻ってきて力強く戦ってもらえればと思います」とねぎらいの言葉をかけました。

優勝した2019年以来、3年ぶりに今大会に挑んだ大坂選手。2回戦進出を決めましたが、「勝ったのは妙な感じです。正直言って勝ったという気持ちにはなっていません」と語りました。

大坂選手は2回戦で世界ランキング16位のB・アダッド マイア選手(ブラジル)と対戦します。
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