テニスの四大大会20度の優勝を誇るロジャー・フェデラー選手（41）が15日、現役引退を発表。レジェンドの決断に、多くのアスリートがメッセージを寄せました。

四大大会で14度対戦するなど、歴史に残る激闘を繰り広げてきたラファエル・ナダル選手は自身のTwitterで「親愛なるロジャー。私の友人でありライバルです。この日が来ないことを願っていました。個人的にもスポーツ界にとっても悲しい日です。コート内外で多くの素晴らしい時間を過ごし、年月を共有できたことは誇りであり特権でした」とメッセージを送りました。

車いすテニスの国枝慎吾選手は「Thank you,Roger！！！フェデラー選手がいたから、こんなにもテニスが好きになった。一緒にプレー出来たのは、一生の宝物です」と、自身のTwitterにフェデラー選手とのツーショット写真とともに、感謝をつづりました。

また、元世界ランキング1位の大坂なおみ選手はInstagramで「多くの刺激を与えてくれてありがとう」と感謝しました。

さらに、テニス界のみならずサッカー界からも惜別の声が送られています。

パリ・サンジェルマンのリオネル・メッシ選手は自身のInstagramで、「テニス史に残る唯一無二の天才であり、あらゆるアスリートの模範となる人物でした。新しいステージでの活躍を期待してます」と、フェデラー選手をたたえました。

そして、フェデラー選手の引退を受け、世界のTwitterトレンド1位が「Roger Federer」に。日本のトレンドでも「フェデラー」が1位となりました。

ファンからは「伝説がまたひとつ終わってしまう」「史上最高のテニスプレーヤーはフェデラー」「感動をありがとう」など、引退を惜しむ声があがっています。