【バスケ】25日格上イラン戦へ“リアル桜木花道”シェーファー アヴィ幸樹「インサイドの得点が増えるように」
バスケットボールW杯まであと1年。すでに開催国枠で出場を決めている日本(世界ランキング38位)は25日深夜に、格上のイラン(同23位)とアジア地区予選で対戦します。
2月以来、久々の代表招集となったのがシェーファー アヴィ幸樹選手。バスケットを始めてわずか3年半で代表入りした“リアル桜木花道”こと、シェ-ファー選手が日本テレビの取材に応じてくれました。
――2月のオーストラリア戦以来の代表選出となりますが?
「今年の2月までの数年間、毎回招集されていてかなり代表漬けだったので、ある意味一旦代表から離れて自分のことを見つめ直すというか、この期間で僕自身スキルアップのためにアメリカでトレーニングしていました。(代表に呼ばれていることは)名誉なことではあるんですけど、疲労だったりで代表への意欲がちょっと下がったりした部分もあったので、今回もう一回リフレッシュできてすごく良い気持ちで臨めています」
――代表としてのプレッシャーを感じていた部分もあった?
「国を背負って戦っているというのがあって、ワールドカップとオリンピックであれだけ期待をされて結果が出なかったので、焦りじゃないですけど、自分のパフォーマンスもあまり上がってはいなかったのもあって、そういう意味ではプレッシャーっていうのはありましたね」
――このオフ期間アメリカにトレーニングに行こうと思ったきっかけは?
「ロスター外だったオーストラリア戦だったり、その前の台湾戦でも出場時間が3分ほどしかなかったことだったり、自分自身で迷ってプレーしている部分があった。だんだん成長してきて、どこかで止まる部分もあると思っていて、それが今なのかなと感じていたので。自分のプレーのバリエーションを増やす意味でも一度刺激を入れたいと思ったので行きました」
――具体的にアメリカではどんなトレーニングをした?
「いままでは立ち止まってパスをもらってそのままスリーポイントを打つっていう練習をしていたんですけど、アメリカでは動きのなかでスリーを打つ練習が多かったです。あとはハンドリングの練習として、ボール1個で股下を通したり、後ろを通したりとかシンプルで実戦的なものが多くて、面白いって感じではなかったんですけど基礎的な練習が多かったです」
――トム・ホーバスHC(2021年9月就任)のバスケはどう感じている?難しさは?
「お互いのことを知らなきゃいけないっていうのは重要だと思っていて、すごい速いペースで選手に判断を委ねるシーンが多いので、コート上で瞬時に判断していくっていうのはすごい重要になってくる。トムさん体制になってから、最初は自分で判断を下すという時に迷いが出てしまうことが多かったですけど、少しずつそこも良くなってきたというか、何を判断材料とするべきか、コート上で何を考えてプレーするべきなのかが、分かってき始めています」
――イラン戦に向けて意気込みを。
「アジアカップのイラン戦を見た限り、それほど差があるという感じではなかったので。インサイドの選手にサイズがあるのでそこで対抗できればなと思いますし、オフェンスリバウンドを取られない、インサイドの得点が増えるように、自分は意識してやりたいなと思ってます」
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【放送日程】
ワールドカップアジア予選「日本×イラン」
8月25日(木) 25時〜BS日テレで放送
※26日(金) 午前1時〜
■メインキャスター 田中圭
■解説 石崎巧(元日本代表)
■実況 辻岡義堂(日本テレビアナウンサー)
■スタジオ進行 忽滑谷こころ(日本テレビアナウンサー)