◇プロ野球セ・パ交流戦 楽天4-1阪神(6日、楽天モバイルパーク)

試合前防御率「1.41」と好調の阪神・村上頌樹投手が6日の楽天戦に登板。8回4失点の内容で2敗目となりました。

1点リードの2回、村上投手は楽天打線に連打と四球で満塁のピンチを招いてしまいます。このピンチに山崎剛選手は150キロのストレートで空振り三振に抑えますが、続く太田光選手に高めに浮いた変化球をレフト前へ運ばれ2点を失い、逆転を許します。

1点ビハインドで迎えた4回、村上投手は再び楽天打線につかまる展開に。先頭の鈴木大地選手に初球のカットボールを打たれ、2塁へと出塁されます。その後2アウトとしますが、2回にタイムリーを打たれている太田選手との対決。その初球、甘く入ったツーシームをレフトへとはじき返され、これが追加点を許すタイムリーヒットに。1-3とリードを広げられてしまいます。

これ以上、追加点を許したくない村上投手でしたが、8回に先頭・辰己涼介選手にバックスクリーン右へ飛び込むホームランを浴び、4失点。村上投手は8回116球を投げ、7安打1本塁打6奪三振4失点という成績でした。

村上投手の完投に応えたい阪神打線でしたが、得点は初回に大山悠輔選手のタイムリーヒットで得た1点のみ。悔しい敗戦となりました。