所沢の球団施設で1日に自主トレーニングを行っている西武。プロ野球他11球団がこの日に春季キャンプを始める中、独自の路線で今年をスタートさせています。

取材に応じた松井稼頭央新監督は理由について聞かれると「オフの期間もそこまで休むこともなく、常にそれを積み重ねてきている選手は多い。1月いっぱい時間を有意義に使ってやるということも非常に大事なのかなと思いました。今の選手は自主性も強く、自分で考えて練習する選手が非常に多いと思います。逆算してキャンプに入ってきてくれると思います」と、これまで十分な練習を積み重ねてきている選手たちに全幅の信頼を寄せるコメントを残しました。

西武は6日にA班は宮崎・南郷、B班は高知・春野にキャンプインします。

松井監督は「基本的にキャンプの1クールといえば、下半身強化などそういう期間に当てることが多い。(今回1クール目に当たる期間を自主トレにすることで)選手たちが時間を大いに有効に使って、少し気持ちの余裕も出ると思う。ある程度の(厳しい)メニューは、キャンプに入った2日目以降からはやっていきます。ニュースとか見ると、初日からアピールするという選手もコメント見たりするし、そういう気持ちを持って入ってくれるのはうれしい。日本一になるために選手たちが何をするのかチームとして何をするのかということも、選手たちと話をしながら実りのあるキャンプにしたいと思っています」と意気込みました。