陸上女子 五輪5大会連続出場 金メダル7個のアリソン・フェリックスが今季限りでの引退を表明
今季限りでの引退を表明した陸上のアリソン・フェリックス選手(写真:ロイター/アフロ)
陸上・女子短距離アメリカ代表36歳のアリソン・フェリックス選手が今シーズン限りでの引退を発表しました。
これまでオリンピックに5大会連続で出場。金メダル7個を含む、通算11個のメダルを獲得しています。この記録は世界的に有名なカール・ルイスさんを上回り、アメリカの陸上選手としては史上最多です。
2018年に長女を出産し、昨夏の東京オリンピックには母として出場。働く母親の権利を熱心に訴えることでも知られ、アメリカの雑誌『TIME』の「世界で最も影響力のある100人」にも選出されました。
フェリックス選手はSNSで、「今シーズンは世の女性のために走る。娘がよりよい未来を築けるように走る。少しでも女性が生きやすい世の中になるよう願って」などと投稿しています。