プロ野球セ・リーグ　中日1-0阪神（25日、倉敷）

決勝タイムリーを放った中日・板山祐太郎選手がヒーローインタビューに応えました。

板山選手は「3番・ファースト」でスタメン出場すると、決勝打となる先制タイムリーを含む猛打賞の活躍をしました。

板山選手は2023年に阪神を戦力外となると、オフに中日と育成契約を結び加入。5月5日に支配下登録となり、この日ビジターで初の阪神戦に臨みました。

板山選手は古巣との対戦について「試合が始まるまではすごい楽しみという気持ち。始まれば“しっかり勝つ”という目標に対して集中してやっていました」と心境を振り返りました。

この日は7回まで両投手の好投が続き、無得点の展開が続きました。板山選手は8回のタイムリーについて、「（小笠原）慎之介が気持ちのこもった素晴らしい投球をしているなかであの回で代わって、なんとか1点をとりたいところで（田中）幹也が3ベースに食らいついて出てくれたので絶対に返すという強い気持ちでいきました」と打席に向かったときの心情を明かしました。

古巣とのゲームで活躍した板山選手。「タイガース相手にビジターでやったのは初めてだったので、いままでは味方として応援してもらった声援が敵として聞くとこんなにすごいのかと感じました。忘れられない1日になったと思います」とコメントしました。