ジャイアンツ女子チーム 12得点の猛攻で初陣勝利 二刀流・島野愛友利は打ってはタイムリー 投げては三者凡退
読売ジャイアンツ女子チームは1日、駒沢オリンピック公園総合運動場で、ゴールドジム女子硬式野球部を相手に初の対外試合に臨み、12対1で勝利。
2022年に4人から始まった読売ジャイアンツ女子チームですが、今年には20人まで所属選手は増えました。そして初めての対外試合で、初陣を勝利で飾りました。
2021年に初めて女子高校野球の決勝が甲子園球場で行われ、その時の優勝に貢献した神戸弘陵学園高校の胴上げ投手である島野愛友利選手がチームに所属。
その島野選手は投手と野手の二刀流で活躍。2番遊撃手でスタメン出場します。
同点の5回巨人は、島野選手のスリーベースヒットを含む7本のヒットで一挙11得点の猛攻を見せると、最終7回には島野選手がマウンドへ。わずか6球で三者凡退に抑えました。
試合を振り返り島野選手は「勝ちでスタート出来たのは、チームの歴史が始まる中で、良いスタートだと思います。シーズン始まって、ジャイアンツが一気に上がって行けるようなチームの完成度を目指して、全員で試行錯誤しながらやっていきたい」とコメント。
実は島野選手、昨年は対戦相手のゴールドジムでプレーしていたこともありました。「最初はジャイアンツの試合ということで緊張感があったけど、相手がゴールドジムで慣れ親しんだメンバーで、段々緊張もほぐれていったので、第1戦がゴールドジムで良かったです」と対戦相手に感謝。
また島野選手は「(これまで)私たちがユニホームを着る時は、野球教室だったり、ボールガールという、野球とは別の事だったので、やりたかった野球の試合で(ユニホームを着て)臨めるのは、また違ったユニホームの重みとか、嬉しさがありました」と巨人のユニホームを着て試合ができた喜びを語りました。
次戦は5日(日)、東京府中ボーイズと対戦します。