「本当にヤクルトに来て良かった」嶋基宏、内川聖一、坂口智隆が引退セレモニーでファンに向けメッセージ
ヤクルトの嶋基宏選手(左)、内川聖一選手(中)、坂口智隆選手(右)
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト8-2DeNA(3日、神宮球場)
レギュラーシーズン最終戦を終え、今季限りで引退するヤクルト・内川聖一選手、坂口智隆選手、嶋基宏選手の3人が引退セレモニーでファンへメッセージを送りました。
◇3選手コメント(一部抜粋)
<内川聖一選手>
「感謝しなければならない人がたくさんいるんですけれども、まずは両親。父。あなたは私の憧れでした。生まれた頃から高校野球の監督をし、指導する姿、ノックを打つ姿を、いつもかっこいいなと思って見ていました。そんなあなたを追いかけて一生懸命野球をやってきた最後の舞台が、あなたが法政大学時代に守った、この神宮球場のファースト。同じポジションを守る最後の舞台を用意してくれた神様に感謝します。そして母。父が監督、子どもは選手という普通ではない環境でプレーできたのは、あなたが支えてくれたからです。そして弟。小中高と同じユニホームを着て野球をやりました。残念ながら僕より早くユニホームは脱ぎましたけれども、これからも仲良く、また大分でゴルフでもしましょう。何よりも近くで支えてくれた妻、子どもたち。パパ頑張ったでしょ。みんながいてくれたから頑張れました。本当にありがとう。少年野球の頃から監督にもよく言われていたのは、『聖一は勝っても負けてもいつも泣きよる』。でもこの最後立っているこの場で、笑顔で皆さんにお別れが言えるのはすごく幸せだなと思っています。22年間、本当にありがとうございました」
<坂口智隆選手>
「20年間もの長い間プレーを続けられたのは、最高のチームメートや仲間、裏方さんたち、多くの人に支えられてやってこられたのだと思っています。そして何より、たくさんのファンの方々に支えられなければ、ここまで頑張ってこられませんでした。近鉄バファローズに入団し、『いてまえ魂』というプロ野球選手としての勢いを、オリックス・バファローズでは『武士(もののふ)の心』という戦う心を、そしてヤクルトスワローズでは『不屈の魂』という諦めない強さを与えていただきました。こんなにたくさんのファンの方々、最高のチームメートの前でこのようにユニホームを脱げることをとても幸せに、誇りに思っています。最後になりますが母や家族、仲間たちにはこれからゆっくりと顔を見て感謝を伝えていきたいと思っています。ヤクルトスワローズはまだまだ日本一に向けて厳しい戦いが残っています。最後まで自分も共に戦った仲間をファンの皆様と一緒に応援していきたいと思います。本当に20年間ありがとうございました」
<嶋基宏選手>
「数日前に腰を痛めてしまって、今日出られるかどうか不安だったんですけれども、なんとか乗り切ることができました。そういうチャンスを与えてくださった監督、コーチの皆さん、本当にありがとうございます。プロに入って楽天イーグルスで13年、ヤクルトスワローズに来て3年。楽天イーグルスの13年間では考えて野球をすること、相手に向かっていく闘争心、キャッチャーのイロハを学ばせていただきました。それが正しいのか考えながらやったのがこのヤクルトスワローズでの3年間であり、3年のうちに2度もリーグ優勝をすることができました。この3年間で2度リーグ優勝を経験するうちに、僕は本当にこのヤクルトスワローズに来てよかったんだ、この最高の仲間と野球ができて幸せなんだと、毎日毎日感じることができました。それをいつも支えてくれた両親、小学校1年生から30年間、何不自由なく野球をやらせてくれて本当にありがとう。そしていつも僕が負けてさみしそうな顔をして帰っても、元気に次の日送り出してくれた妻。『お父さんそろそろ活躍してよ』、いつもそうやって励ましてくれた3人の子どもたち。これから仲良く一緒に生活していきましょう。そして最後まで残ってくださったベイスターズファンの皆さん、僕が楽天でお世話になった藤田一也さん、森原康平、大学の後輩の柴田(竜拓選手)、山下(幸輝選手)がお世話になっております。これからもどうぞよろしくお願いします。最後になりますが、あの言葉を言って締めくくりたいと思います。見せましょう、ヤクルトスワローズの底力を!ありがとうございました」
レギュラーシーズン最終戦を終え、今季限りで引退するヤクルト・内川聖一選手、坂口智隆選手、嶋基宏選手の3人が引退セレモニーでファンへメッセージを送りました。
◇3選手コメント(一部抜粋)
<内川聖一選手>
「感謝しなければならない人がたくさんいるんですけれども、まずは両親。父。あなたは私の憧れでした。生まれた頃から高校野球の監督をし、指導する姿、ノックを打つ姿を、いつもかっこいいなと思って見ていました。そんなあなたを追いかけて一生懸命野球をやってきた最後の舞台が、あなたが法政大学時代に守った、この神宮球場のファースト。同じポジションを守る最後の舞台を用意してくれた神様に感謝します。そして母。父が監督、子どもは選手という普通ではない環境でプレーできたのは、あなたが支えてくれたからです。そして弟。小中高と同じユニホームを着て野球をやりました。残念ながら僕より早くユニホームは脱ぎましたけれども、これからも仲良く、また大分でゴルフでもしましょう。何よりも近くで支えてくれた妻、子どもたち。パパ頑張ったでしょ。みんながいてくれたから頑張れました。本当にありがとう。少年野球の頃から監督にもよく言われていたのは、『聖一は勝っても負けてもいつも泣きよる』。でもこの最後立っているこの場で、笑顔で皆さんにお別れが言えるのはすごく幸せだなと思っています。22年間、本当にありがとうございました」
<坂口智隆選手>
「20年間もの長い間プレーを続けられたのは、最高のチームメートや仲間、裏方さんたち、多くの人に支えられてやってこられたのだと思っています。そして何より、たくさんのファンの方々に支えられなければ、ここまで頑張ってこられませんでした。近鉄バファローズに入団し、『いてまえ魂』というプロ野球選手としての勢いを、オリックス・バファローズでは『武士(もののふ)の心』という戦う心を、そしてヤクルトスワローズでは『不屈の魂』という諦めない強さを与えていただきました。こんなにたくさんのファンの方々、最高のチームメートの前でこのようにユニホームを脱げることをとても幸せに、誇りに思っています。最後になりますが母や家族、仲間たちにはこれからゆっくりと顔を見て感謝を伝えていきたいと思っています。ヤクルトスワローズはまだまだ日本一に向けて厳しい戦いが残っています。最後まで自分も共に戦った仲間をファンの皆様と一緒に応援していきたいと思います。本当に20年間ありがとうございました」
<嶋基宏選手>
「数日前に腰を痛めてしまって、今日出られるかどうか不安だったんですけれども、なんとか乗り切ることができました。そういうチャンスを与えてくださった監督、コーチの皆さん、本当にありがとうございます。プロに入って楽天イーグルスで13年、ヤクルトスワローズに来て3年。楽天イーグルスの13年間では考えて野球をすること、相手に向かっていく闘争心、キャッチャーのイロハを学ばせていただきました。それが正しいのか考えながらやったのがこのヤクルトスワローズでの3年間であり、3年のうちに2度もリーグ優勝をすることができました。この3年間で2度リーグ優勝を経験するうちに、僕は本当にこのヤクルトスワローズに来てよかったんだ、この最高の仲間と野球ができて幸せなんだと、毎日毎日感じることができました。それをいつも支えてくれた両親、小学校1年生から30年間、何不自由なく野球をやらせてくれて本当にありがとう。そしていつも僕が負けてさみしそうな顔をして帰っても、元気に次の日送り出してくれた妻。『お父さんそろそろ活躍してよ』、いつもそうやって励ましてくれた3人の子どもたち。これから仲良く一緒に生活していきましょう。そして最後まで残ってくださったベイスターズファンの皆さん、僕が楽天でお世話になった藤田一也さん、森原康平、大学の後輩の柴田(竜拓選手)、山下(幸輝選手)がお世話になっております。これからもどうぞよろしくお願いします。最後になりますが、あの言葉を言って締めくくりたいと思います。見せましょう、ヤクルトスワローズの底力を!ありがとうございました」