◇プロ野球オープン戦 西武1-0阪神(11日、ベルーナドーム)

西武は継投によるノーヒットノーランまであと1人で逃すも、1安打完封リレーで阪神に勝利。西口文也監督は「心の中でひょっとしたら...」とそのときの胸中を明かしました。

先発の菅井信也投手が5回まで2四球のみで無安打無失点投球。6回からは平良海馬投手、佐藤隼輔投手、ラミレス投手の継投リレーで阪神に安打を許しません。

1-0で迎えた9回は新外国人ウィンゲンター投手が2アウトから前川右京選手の二遊間への打球にショートの滝澤夏央選手が追いつき一塁へ送球しますが、ファーストの足が離れセーフへ。西口監督は2軍時代も通じて初というリクエストも実らず、あと一歩でノーヒットノーランを逃したものの、1安打完封勝利を飾りました。

現役時代に3度“ノーノー未遂”を経験している西口監督。「心の中でひょっとしたら打たれるんじゃないかって思ったりもしなくはなかったけどね」と振り返り報道陣の笑いを誘います。また、「私の場合は途中から打たれても良いって思いながら投げていました」と自身も経験したノーノーの難しさを語りました。