プロ野球・ソフトバンクの石川柊太投手がFA権を行使し、ロッテに移籍することとなりました。ソフトバンクは11日、石川投手のコメントを発表しています。

東京出身の石川投手は2013年ドラフトの育成1位でソフトバンクに入団。2016年に支配下登録を勝ち取りました。さらに2020年には11勝を挙げ最多勝と最高勝率の2冠に輝き、2023年8月18日には西武戦でノーヒットノーランを達成。今季は10試合の先発含む15試合に登板し、防御率2.56をマークしました。

石川投手はFA移籍について「決まったことに関しては、まずはホッとしたというのが正直な気持ちです」とコメント。

さらに「福岡が大好きですし、自分を野球選手として育ててくれたのは紛れもなく福岡でありホークスであり、ファンの皆さんです。熟考を重ねる中でそういう方々の顔が浮かんでいたのは間違いないですが、今回、移籍という決断をさせていただきました」と思いを明かしました。

続けて「長いようで短いようで、内容的にはとても濃い11年間でした。応援してくださった皆さんには本当に感謝しかありません。チームは変わりますが、プロ野球というスポーツを盛り上げていくという意味では変わらず頑張っていきたいと思っていますので、あたたかく見守っていただけると嬉しいです」とファンへメッセージを送りました。