「ついにこの時が来たか」 西武・内海哲也40歳 19年のプロ野球生活に終止符 後輩からの手紙には涙も
引退会見に臨んだ内海哲也投手
プロ野球・西武の内海哲也投手兼任コーチ(40)が19日、引退会見を行いました。
プロ野球生活を振り返り、「現役生活19年間いろいろなことがありましたけれども、今はやりきった思いでいっぱいです。ついにこの時が来たか」と胸の内を明かしました。
2003年に巨人に入団すると2007年に最多奪三振。2011年には最多勝、12年には最多勝、ベストナインなど4つの個人タイトルを獲得しました。巨人では6度のリーグ優勝、2度の日本一に輝くなど、18日終了時点で通算334登板135勝104敗、今年5月には史上92人目となる2000投球回を達成しました。 西武には炭谷銀仁朗選手の人的補償として入団。4年間で1軍10試合に登板し、2勝3敗の成績でした。
「(西武に)入団させていただいた時は、第2の野球人生ということで、活躍する気満々で入団したんですけど、ケガもあり、ふがいない。ライオンズファンの方には申し訳ない思いでいっぱい。球団の方の期待に応えられず、非常に申し訳ない気持ちでいっぱい」と言葉につまる場面も。
「4年も見ていただいたという気持ちしかないので、本当だったらもっと早く『ユニホームを脱ぎなさい』と言われてもおかしくない状況だったと思う。自分が決めるまで・・・現役をやらせていただいたので、本当に感謝しかないです」
それでも、引退を決めるにあたっては迷ったという内海投手。
「今シーズンが始まってからどこかで『やめないといけない』気持ちがあって、それでも1軍に呼んでいただいたり、ファームの方でも調子が良かったり、本当にすごく迷った。コーチ兼任ということで今年1年やらせていただいて、若い選手たちが伸びてきて『1軍の舞台で活躍する姿を見たいな』という気持ちにもなりました。僕がいればそれが足かせとなって邪魔をしかねないなと。今年が引き際かなと思って決断しました」
若手に道を譲るためには自分が退くしかないと決断。若手からアドバイスを求められたときには、真摯(しんし)に向き合い、年長であることを気負わせないように“フランクにどんどん溶け込んでいきたい”と自ら壁を崩し、肩を並べてともにプレーしてきました。
移籍した後も巨人の後輩からの人望は絶大で、それは4年間過ごした西武でも変わりませんでした。会見の最後にはサプライズで渡邉勇太朗投手から感謝の思いをつづった手紙が渡されました。渡邉投手が涙声で感謝を伝えると内海投手の目にも涙が。投手陣が花束を渡し、集合写真を撮影しました。最後は和やかな雰囲気で会見が終わりました。
内海投手は会見後の楽天戦で先発予定。「体の状態はすごくいいので、思い切って今まで通り投げたいなと思うのと、チーム状況がこういう状況なので、迷惑をかけないようにしっかり投げたいなと思っています」と意気込みました。
プロ野球生活を振り返り、「現役生活19年間いろいろなことがありましたけれども、今はやりきった思いでいっぱいです。ついにこの時が来たか」と胸の内を明かしました。
2003年に巨人に入団すると2007年に最多奪三振。2011年には最多勝、12年には最多勝、ベストナインなど4つの個人タイトルを獲得しました。巨人では6度のリーグ優勝、2度の日本一に輝くなど、18日終了時点で通算334登板135勝104敗、今年5月には史上92人目となる2000投球回を達成しました。 西武には炭谷銀仁朗選手の人的補償として入団。4年間で1軍10試合に登板し、2勝3敗の成績でした。
「(西武に)入団させていただいた時は、第2の野球人生ということで、活躍する気満々で入団したんですけど、ケガもあり、ふがいない。ライオンズファンの方には申し訳ない思いでいっぱい。球団の方の期待に応えられず、非常に申し訳ない気持ちでいっぱい」と言葉につまる場面も。
「4年も見ていただいたという気持ちしかないので、本当だったらもっと早く『ユニホームを脱ぎなさい』と言われてもおかしくない状況だったと思う。自分が決めるまで・・・現役をやらせていただいたので、本当に感謝しかないです」
それでも、引退を決めるにあたっては迷ったという内海投手。
「今シーズンが始まってからどこかで『やめないといけない』気持ちがあって、それでも1軍に呼んでいただいたり、ファームの方でも調子が良かったり、本当にすごく迷った。コーチ兼任ということで今年1年やらせていただいて、若い選手たちが伸びてきて『1軍の舞台で活躍する姿を見たいな』という気持ちにもなりました。僕がいればそれが足かせとなって邪魔をしかねないなと。今年が引き際かなと思って決断しました」
若手に道を譲るためには自分が退くしかないと決断。若手からアドバイスを求められたときには、真摯(しんし)に向き合い、年長であることを気負わせないように“フランクにどんどん溶け込んでいきたい”と自ら壁を崩し、肩を並べてともにプレーしてきました。
移籍した後も巨人の後輩からの人望は絶大で、それは4年間過ごした西武でも変わりませんでした。会見の最後にはサプライズで渡邉勇太朗投手から感謝の思いをつづった手紙が渡されました。渡邉投手が涙声で感謝を伝えると内海投手の目にも涙が。投手陣が花束を渡し、集合写真を撮影しました。最後は和やかな雰囲気で会見が終わりました。
内海投手は会見後の楽天戦で先発予定。「体の状態はすごくいいので、思い切って今まで通り投げたいなと思うのと、チーム状況がこういう状況なので、迷惑をかけないようにしっかり投げたいなと思っています」と意気込みました。