◇プロ野球・巨人契約更改(29日、都内球団事務所)

5月にオリックスから廣岡大志選手とのトレード移籍で加入した鈴木康平投手が契約更改交渉に臨み、600万円アップの2750万円でサインしました。

「今年は途中から来てもらって、それなりに頑張ってもらった、ということで評価していただいた」とした鈴木投手。しかし、「自分としては、ふがいないというか情けない、というかもっとできるだろうという感じではいました」

今季はキャリアハイとなる33試合に登板も、防御率は6.59とふるいませんでした。反省点としてその「防御率の高さ」をあげた鈴木投手。

「来年はしっかり阿部新監督が言うようにど真ん中で・・・そんな甘くないですけど、勝負できるような球を磨いていきたいなと思います」と来季に向けて意気込みました。

また、オフにやりたいことを聞かれると、ストライクを取れる変化球に磨きをかけたいと話しました。

「ジャイアンツの選手は曲がり球が多い。今年思ったのは曲がり球を投げる投手が多くて、落ち球が少ない。他球団からもデータが取られていると思います。落ち球を1人でも多く投げられるようになれば、勝ちにつながると思います」とチーム状況を鑑みての判断であることを明かしました。

「(近藤)大亮さんもきたので、2人でブルペンを引っ張っていけるような。大亮さんとKさんがいるなら大丈夫、自信を持って投げようという若手がどんどん増えてくれればいい」

オフには船迫大雅投手との自主トレも予定しているということです。