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【J1順位表】神戸が初優勝 京都、湘南、G大阪は残留決定 J2降格の可能性は柏と横浜FC

2023年11月26日 9:15
【J1順位表】神戸が初優勝 京都、湘南、G大阪は残留決定 J2降格の可能性は柏と横浜FC
33節終了時のJ1順位表 神戸が初優勝
サッカー明治安田生命J1リーグ第33 節の9試合が24日、25日に開催。優勝争いが決着し、今節勝利した神戸のJ1初優勝が決定。2位横浜FMは2位で2連覇を逃しました。一方の残留争いは、横浜FCとの直接対決を勝利した湘南の残留が決定。また京都とG大阪も今節で残留を決めました。J2降格の可能性を残すのは柏と横浜FCの2チーム。横浜FCは次の最終節で勝利が必要、なおかつ柏の敗戦が重なり、大量の得失点差を埋めなければならない厳しい状況となっています。

横浜FM0-0新潟(日産スタジアム)

◆得点者なし

勝利すれば、最終節での逆転優勝に望みが広がる2位横浜FM。前半ヤン・マテウス選手、アンデルソン・ロペス選手がゴールに迫りますが、新潟GK小島亨介選手の好セーブに阻まれゴールを奪えない展開。後半は新潟のカウンターに幾度もピンチを迎えますが得点は許さず。横浜FMはこの試合20本のシュートを放つも、無得点。結果的に優勝を逃す痛恨のスコアレスドローとなりました。

川崎F3-0鹿島(等々力陸上競技場)

◆得点者【川崎F】レアンドロ・ダミアン2、脇坂泰斗

リーグ戦では15試合鹿島に負けていない川崎Fがこの試合でも圧倒。前半34分、左サイドの崩しからレアンドロ・ダミアン選手がクロスを押し込み先制。さらに後半には球際を制したマルシーニョ選手から、再びレアンドロ・ダミアン選手が追加点。終盤には脇坂泰斗選手のPKで3点目。鹿島の攻撃も無得点に抑えリーグ戦4試合負けなしとなりました。一方の鹿島は6試合勝利なし、そして対川崎F戦のリーグ戦勝利は、2015年から16試合遠ざかっています。

福岡3-2浦和(埼玉スタジアム2〇〇2)

◆得点者【福岡】紺野和也2、小田逸稀【浦和】アレクサンダー・ショルツ、アレックス・シャルク

今月上旬のルヴァンカップ決勝以来の対戦カードは、またも福岡に軍配。1点を先制された福岡は前半32分、山岸祐也選手のスルーパスに抜け出した紺野和也選手が、GKの頭上を抜くループシュートで同点。後半9分には、金森健志選手のクロスに小田逸稀選手が合わせて勝ち越し。さらに後半17分には前線からのプレスでボールを奪取し、紺野選手がこの日2点目。福岡は浦和を破り2連勝で順位を6位までジャンプアップ。一方の浦和は2連敗、順位を4位に下げています。

柏2ー2鳥栖(三協フロンテア柏スタジアム)

◆得点者【柏】マテウス・サヴィオ、細谷真大【鳥栖】富樫敬真、長沼洋一

J1残留争いの柏は、1点を追いかける前半34分、高い位置でボールを奪いチャンスを作ると、マテウス・サヴィオ選手のヘディングで同点。さらにその4分後、先日の日本代表戦でA代表初ゴールを挙げた細谷真大選手がスルーパスに抜け出し冷静なフィニッシュ。柏は前半のうちに逆転することに成功します。しかし後半、鳥栖の長沼洋一選手に頭で決められ失点を喫した柏。残留決定は最終節まで持ち越されることになりました。

札幌3-1FC東京(味の素スタジアム)

◆得点者【札幌】浅野雄也、小柏剛、大森真吾【FC東京】ディエゴ・オリヴェイラ

札幌は1点を追いかける後半に攻撃陣が活躍します。後半6分、巧みなパスワークから浅野雄也選手が冷静なシュートを放ち同点。さらに後半12分にもパスワークでFC東京の守備を翻弄(ほんろう)、最後は中村桐耶選手の鋭いパスに小柏剛選手が合わせて勝ち越し。終了間際には相手GKのポジションを確認した大森真吾選手が超ロングシュートを放ちJ1初ゴール。鮮やかな逆転勝利で3試合負けなしとなりました。

湘南1-0横浜FC(ニッパツ三ツ沢球技場)

◆得点者【湘南】大岩一貴

残留圏ギリギリにいる17位湘南と降格圏の18位横浜FCの直接対決。J1残留争いの大一番となった一戦を制したのは湘南。前半我慢の展開が続くも、後半4分池田昌生選手が思いきりのいいミドルシュート。そのこぼれ球を大岩一貴選手が押し込み先制点を奪います。終盤、横浜FCが攻めに出るも同点のゴールは許さず。ホイッスルの瞬間、歓喜にわいた湘南の選手とスタッフとサポーター。直接対決を制し、自力でJ1残留を決めました。一方の横浜FCはJ1残留が険しいものに。最終節では勝利することが最低条件となっています。

京都1-0C大阪(ヨドコウ桜スタジアム)

◆得点者【京都】原大智

引き分け以上で自力でJ1残留が決定する京都は前半20分、金子大毅選手の見事なスルーパスから 福田心之助選手がクロス、最後は原大智選手が合わせて先制。その後もチャンスを作り追加点を挙げられませんでしたが、この1点を最後まで守り切った京都。完封勝利でJ1残留を確定させました。

神戸2-1名古屋(ノエビアスタジアム神戸)

◆得点者【神戸】井出遥也、武藤嘉紀【名古屋】キャスパー・ユンカー

初優勝に王手をかけていた首位神戸は序盤から主導権を握ります。前半12分、大迫勇也選手の完璧なスルーパスに井出遥也選手が決めて先制。さらにその2分後、再び大迫選手がチャンスメーク。左サイドからクロスを放り込むと武藤嘉紀選手が右足ダイレクトでゴールへ流し込み追加点。その後1点を返されるも、このリードを最後まで守り切り勝利。終了のホイッスルと同時にピッチでは喜びの涙を流す選手たちの姿も。神戸がクラブ創設29年目でのJ1初優勝、Jリーグ史上11クラブ目の王者が誕生しました。

広島3-0G大阪(エディオンスタジアム広島)

【広島】満田誠、中野就斗、加藤陸次樹

来季から新スタジアムで戦う広島にとって、ラストマッチとなったエディオンスタジアム広島。そのホームゲームで広島はG大阪を圧倒。前半9分、カットインした加藤陸次樹選手のクロスに満田誠選手が頭で合わせ先制。さらにその2分後には、東俊希選手のクロスに中野就斗選手が頭で合わせ追加点で早々に2点のリード。後半にも加藤選手の正確なシュートで3点目を奪い勝利。エディオンスタジアム広島でのラストマッチに花を添えました。一方のG大阪は6連敗、それでも他会場の結果でJ1残留が決定しました。

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