◇プロ野球セ・リーグ DeNA2-0広島(3日、マツダスタジアム)

DeNAは昨季最多勝の東克樹投手が、8回途中無失点の好投でチームを3連勝に導きました。

DeNAは初回、佐野恵太選手のツーベースヒットなどで1アウト2,3塁のチャンスを作り、牧秀悟選手の内野ゴロの間に1点を先制します。

2回にも先頭の京田陽太選手がライトへのヒットを放つと、山本祐大選手、関根大気選手もヒットでつなぎノーアウト満塁。東投手は三振に倒れましたが、続く桑原将志選手が犠牲フライを放ち1点を追加します。

DeNAの先発は、ここまで2勝0敗の東投手。初回を無失点に抑えた東投手は2回、先頭の小園海斗選手にチェンジアップをうまく打たれ、この試合初ヒットを許します。それでも坂倉将吾選手をチェンジアップでダブルプレーに仕留め、得点を許しません。

その後、東投手は安定感抜群のピッチングで6回まで広島打線をヒット3本に抑えます。

しかし7回、2アウトから連打を浴び1,2塁とこの日初めてのピンチ。それでも中村健人選手をセンターフライに抑え、無失点で切り抜けます。

球数が100球を超え疲れが見えてきた8回には、ノーアウトから連打で1,2塁のピンチ。ここで1番秋山翔吾選手にバントを決められ2,3塁となり、東投手はマウンドを降ります。ピンチで登板した2番手・伊勢大夢投手は、代打・ 松山竜平選手をファーストフライ。 野間峻祥選手をセカンドゴロに抑える好リリーフで得点を与えません。

9回も逃げ切ったDeNAが完封勝利で3連勝。東投手は今季3勝目をあげました。