日本代表GK権田修一が覚えた違和感とは「ベスト16で称賛されるうちは、ずっとベスト16のまま」
グループリーグでは、優勝経験国のドイツやスペインを破り、初となる2大会連続でベスト16に進出した日本代表。
目標としていたベスト8は、クロアチアに惜しくもPK戦で敗れるも、国内では称賛の声が多いことについて権田選手は「そこが自分が今一番感じている、違和感のある部分なのかもしれない」と明かしました。
その違和感について「このベスト16の結果で称賛してもらうことを良しとしているうちは、ずっとベスト16で止まってしまう。同じベスト16で負けたスペインは『よくやった』とは言われない。恐らくスペイン代表は今、国内ですごく叩かれ『なんで負けたんだ』となっているはず」と、日本と同じくベスト16で敗れたスペインを例に出して説明。
そして「日本は優勝経験がないのでまだその感覚にはなれないが、少しずつ(ファンから求められる)ラインを上げていく。そうすれば2022年の今大会はベスト16で盛り上がったが、例えば2038年にベスト4が当たり前になっていたら、その頃にはベスト16敗退で『何やってるんだ』と言われるようになる。そういう時代が来るといいなと思う」と、日本サッカーの未来を語りました。