プロ野球セ・リーグは28日、各地で2試合が行われました。

優勝マジックを『1』としていた首位巨人は、4位広島と対戦。１－１で迎えた６回、岡本和真選手タイムリー2塁打、小林誠司選手のタイムリー安打で２点を奪い、勝ち越しに成功。その後も得点を積み重ね快勝。勝利を飾った巨人が自力で優勝を決定。2020年以来4年ぶり39度目のセ・リーグ制覇、阿部慎之助監督は就任1年目での優勝となりました。菅野智之投手は8回1失点の好投でリーグトップの15勝目。最多勝のタイトル獲得をほぼ手中に収めています。

2位阪神は、ヤクルトに2回サンタナ選手に3ランホームランを浴びるなど序盤からリードを許す展開。その後も追い上げることができず、ヤクルトに完敗。昨季に続くセ・リーグ連覇には届きませんでした。

クライマックスシリーズ進出の3位を争うDeNAと広島のゲーム差は『1.5』に広がっています。4連勝となったヤクルトは勝率で中日を抜き5位に浮上しています。

【28日の結果】
◆巨人 8－1 広島
勝利投手【巨人】菅野智之(15勝3敗)
敗戦投手【広島】森下暢仁(10勝10敗）

◆ヤクルト 7－2 阪神
勝利投手【ヤクルト】山野太一(3勝4敗)
敗戦投手【阪神】ビーズリー(8勝3敗)
本塁打【ヤクルト】サンタナ15号、山田哲人13号