◇プロ野球セ・パ交流戦 オリックス2-0巨人(7日、東京ドーム)

今季9回目の完封負けを喫した巨人。

先発の戸郷翔征投手は、初回に味方の守備の判断ミスで2アウト3塁とすると、西川龍馬選手にタイムリーヒットを浴び、先制を許します。

さらに、4回には先頭の紅林弘太郎選手にソロホームランを打たれ、追加点に。

8回108球を投げ、2失点と粘りは見せましたが、野手陣はわずか2安打のみと援護に恵まれず、敗戦投手となりました。

試合後取材に応じた阿部慎之助監督は、戸郷投手について「悪くなかったと思いますね」と一言。

「先発の最低限の仕事はしてくれたので、次はなんとか援護してもらえるように。それだけです」とエールを送りました。

一方、戸郷投手は「あの2球がね…。西川さんに打たれた1球の配球ミスと、紅林さんのホームランっていうのが、あれは完全に僕のミスだったので」と悔しさをにじませます。

「そういうのを直していって、厳しい展開ですけど、あそこを0で抑えないとチームに勝ちはこないと思うので、次は頑張りたいと思います」と意気込みました。