◇プロ野球セ・リーグ 巨人3-0DeNA（7日、東京ドーム）

巨人は完封リレーで連敗をストップ。DeNAとの3連戦を1勝2敗で終えた阿部慎之助監督は、坂本勇人選手や岡本和真選手の姿をたたえました。

初回から相手のミスを見逃さず。2アウトからエラーでランナーが出塁し、2、3塁とチャンスが広がると、5番の坂本選手が2点先制タイムリーヒット。前日は自身の守備のミスが失点につながってしまいましたが、走塁でヘッドスライディングをみせるなど、気持ちを前面に出していました。

この日は2安打2打点の活躍。指揮官は「昨日もミスをしても必死に取り返そうとしている姿だったりは僕は見ている。それが今日のヒットにもつながったと思う」とコメント。「若い選手にも（坂本から）何かを感じてほしい」と強い思いを口にしました。

また、3回に打ち上げたフライがラッキーなタイムリーヒットとなった岡本選手にも言及。「和真は凡退してもすごく走っている。すごく変わったと思う。志が高くなったように見える。何も言うことはないですよね」と目を細めました。

チーム全体には「ズルズル行きそうなところで持ちこたえることができるチームだなと思う」と評価。「必死にやっていることは伝わっているので、それを継続してやってほしい」と、選手たちに期待を込めました。