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「聞こえました。応援があったから...」鈴木亜由子は地元の“あゆこコール”に感謝 パリはつかめずも粘りの走りで自己ベスト

2024年3月10日 16:45
「聞こえました。応援があったから...」鈴木亜由子は地元の“あゆこコール”に感謝 パリはつかめずも粘りの走りで自己ベスト
自己ベストを更新し3位に入った鈴木亜由子選手(写真:松尾/アフロスポーツ)
◇名古屋ウィメンズマラソン(10日 バンテリンドーム発着=42.195キロ)

パリ五輪マラソン日本代表の選考を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンが10日行われ、3位の鈴木亜由子選手は2時間21分33秒のタイムで自己ベストを更新しましたが、パリ五輪代表には届きませんでした。

女子マラソン代表は、すでに昨秋のMGCにより鈴木優花選手と一山麻緒選手が内定。今大会で、1月の大阪国際女子マラソンで前田穂南選手がマークした日本記録の2時間18分59秒以内で、かつ日本人最上位になることが必要でした。

東京五輪に続く2大会連続のマラソン代表を目指す鈴木選手は、25キロ過ぎに先頭集団から離れる苦しいレース。粘りの走りで自己ベストを19秒更新しましたが、「目標に届かなかったということで力不足」と悔しさをにじませました。

レース中には、愛知県・豊橋市出身の鈴木選手に沿道から「あゆこコール」が響きました。「聞こえました」と笑顔で振り返り、「応援があったから...中盤で離れてしまってもどかしい気持ちだったんですが、最後まで気持ちを切らさずに走ることができた。力をいただけました。ありがとうございます」と感謝を込めました。

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