◇プロ野球セ・リーグ　阪神4X-3中日(28日、甲子園球場)

阪神が延長サヨナラ勝ちで同一カード3連勝を決め、岡田彰布監督がインタビューに答えました。

阪神はこの日、大山悠輔選手のホームランや代打・前川右京選手のタイムリーヒットなどで3点を奪い2点リードで9回を迎えるも、守護神・岩崎優投手が打たれ試合は延長へ。それでも延長11回、相手守護神・マルティネス投手から森下翔太選手がサヨナラタイムリーを放ち、同一カード3連勝を決めました。

試合後、岡田監督は森下選手のタイムリーヒットについて「いいとこでまわってくるんでね(笑)今日も何回もチャンスつぶしてたんで、(延長で)もうそろそろピッチャーがいなくなるところだったんで、ちょうどよかったですね」と笑顔。「ヒットが出ているから、よくなっていることは確かでしょうね」と、森下選手の打撃の調子にも太鼓判を押しました。

また、9回に2点を失った岩崎投手の投球については「今日はチャンスをつぶしすぎたんで、それが3点で終わってるから、ああいう展開になったかもわからないですけどね」とゲームの流れをふまえ擁護しました。

現在のチームの調子を「勢いというか、みんな後半が勝負というのはわかってるから、前半最終戦でいい形で点を取ったんで、それを継続してこの3連戦できているんじゃないかなと思います」と語った岡田監督。次のカードは本拠地・甲子園球場で首位の巨人を迎えるカードということで、「継続していいゲームをすれば、お客さんにも喜んでもらえると思います」と意気込みを口にしました。