「ワリエワは出場するべきではない」アダム・リッポン「女子シングルはジョークでしかない」と反発
ワリエワ選手出場に「ジョークでしかない」とコメントしたアダム・リッポン氏【写真:AFP/アフロ】
北京五輪のフィギュアスケート女子シングルに出場することが認められた15歳のカミラ・ワリエワ選手について、平昌五輪団体銅メダリストのアダム・リッポン氏(米国)がアメリカメディアに「女子シングルはもうジョークでしかない」などと話しました。
「本当に怒りしかない、女子シングルはジョークでしかなくなった。本当の意味で競技大会ではないよね。たぶん、(ワリエワ選手が上位に入って)表彰式もないだろうし。薬物の力を借りない、クリーンな選手から大事なオリンピックでの思い出を奪っている」
また、リッポン氏は「そもそもROC(ロシアオリンピック委員会)はここにいるべきではない」と意見を述べました。
「すべての選手が検査を通らなかった選手に合わせて、五輪を行っている。ROC自体がここにいるべきではない。彼らは子どもから搾取し、不正行為を続け、なんの代償も支払っていない」
また、CAS(スポーツ仲裁裁判所)が「(15歳には)取り返しのつかない傷を残す」などと裁定を出したことについては「本当に心配しているのなら、ワリエワ選手にちゃんとしたカウンセリングなどをつけてあげるべき。そして、彼女を家に帰すべきです。取り返しのつかない傷はオリンピックそのものについてしまった。彼女は出場を許されるべきではない」としました。
リッポン氏は現在、アメリカのマライア・ベル選手のコーチを務めています。
「本当に怒りしかない、女子シングルはジョークでしかなくなった。本当の意味で競技大会ではないよね。たぶん、(ワリエワ選手が上位に入って)表彰式もないだろうし。薬物の力を借りない、クリーンな選手から大事なオリンピックでの思い出を奪っている」
また、リッポン氏は「そもそもROC(ロシアオリンピック委員会)はここにいるべきではない」と意見を述べました。
「すべての選手が検査を通らなかった選手に合わせて、五輪を行っている。ROC自体がここにいるべきではない。彼らは子どもから搾取し、不正行為を続け、なんの代償も支払っていない」
また、CAS(スポーツ仲裁裁判所)が「(15歳には)取り返しのつかない傷を残す」などと裁定を出したことについては「本当に心配しているのなら、ワリエワ選手にちゃんとしたカウンセリングなどをつけてあげるべき。そして、彼女を家に帰すべきです。取り返しのつかない傷はオリンピックそのものについてしまった。彼女は出場を許されるべきではない」としました。
リッポン氏は現在、アメリカのマライア・ベル選手のコーチを務めています。