レッドソックスの吉田正尚選手が負傷者リストでシーズン開幕を迎えるとアメリカ複数のメディアが報じました。

日本時間19日にオープン戦初ホームランを放つなど4試合連続安打でここまで打率.321としていた吉田選手ですが、アメリカ誌「ジ・アスレチック」によるとレッドソックスのコーラ監督は「吉田正尚は負傷者リストでシーズンを開幕し、外野手として復帰する可能性が高い」とコメントしました。

昨年同様今季もDHでの出場が濃厚だった吉田選手ですが、3塁手のラファエル・デバース選手と新加入したアレックス・ブレグマン選手のポジションが重なるためDHが埋まり、チームはデバース選手のレギュラーDHでの起用をほぼ認めた形になりました。

またMLB公式サイトは、オフシーズンに右肩の手術を行い、今季まだ守備についたことが無い吉田選手について、「吉田選手は右肩の故障によって復帰はシーズン開幕後、外野の守備につくことができるようになってから」と報じています。

吉田選手は日本時間20日にはレッドソックスのホーム球場で練習を行い、外野手の練習プログラムで外野守備やベースランニング、バッティングを行っており、外野の守備ではバッティング練習を行う選手の打球を追い、フライキャッチでは軽快な守備を見せると、スローイングは軽く投げているものの特に肩を気にしている様子は見られませんでした。