陸上女子1万メートルで日本歴代3位の記録を持つ不破聖衣来選手が6日、千葉県君津市にある三石山観音寺で初詣を行いました。

シドニー五輪マラソン金メダリストの高橋尚子さんや、高橋さんを指導した小出義雄さんが訪れたこともある三石山観音寺。

大先輩が訪れた場所での初参りについて「普段は地元（群馬県）の神社にしか行かないので、このような場所に来られてよかったです」と語りました。

参拝後、高橋尚子さんがシドニー五輪でゴールした際、身につけていたものと同じお守りを購入。「身代わり守りといって、ケガとかもこのお守りの神様が自分の代わりに受けてくれる。シューズケースにつけて大会に持っていきたいと思います」と教えてくれました。

今年の目標について質問されると「昨年出場できなかった世界選手権に絶対出場するというのが第一の目標。12月には来年の五輪の選考があるので、そこでもしっかりと結果を出して五輪出場を決めたいと思います」と力強く語りました。

昨年はケガに悩まされ、目標であった世界選手権出場がかなわなかった不破選手。絵馬には「世界の舞台で戦えますように」の文字が書かれていました。