“合言葉は不破を助けよう”全日本大学女子駅伝 拓殖大・不破聖衣来は2年連続エース5区 五十嵐監督「調子自体はそんなに良くないが…」
2年連続エース区間5区を務める拓殖大学・不破聖衣来選手【日刊スポーツ/アフロ】
去年の全日本大学女子駅伝で、初の表彰台となる3位と躍進した拓殖大学。大会前日の29日に区間エントリーが発表され、注目の大エース不破聖衣来選手は最長9.2kmの5区に起用されることになりました。
去年はこの区間で6人抜きと区間記録を1分14秒と大幅更新する圧倒的な区間新記録という驚異の走り。しかし今年の前半戦は特にケガに苦しみ、満足な走りがなかなかできず。それでもケガから復帰した9月の日本インカレ10000mでは優勝を果たし、復調をアピールしました。
五十嵐利治監督は不破選手の調子について「調子自体はそんなに良くないですが、9月の日本インカレのように気持ち良く走り終わったあとに楽しかったと言えるような走りができるのであれば、総合的な順位も私たちが目標としているものに近づくと思っています」とコメント。
また「去年は9位で不破につないだ。今回は不破の快走に期待するのではなく、他の走る5人が『不破を助けよう』を合言葉にやっています」と話しました。
去年はこの区間で6人抜きと区間記録を1分14秒と大幅更新する圧倒的な区間新記録という驚異の走り。しかし今年の前半戦は特にケガに苦しみ、満足な走りがなかなかできず。それでもケガから復帰した9月の日本インカレ10000mでは優勝を果たし、復調をアピールしました。
五十嵐利治監督は不破選手の調子について「調子自体はそんなに良くないですが、9月の日本インカレのように気持ち良く走り終わったあとに楽しかったと言えるような走りができるのであれば、総合的な順位も私たちが目標としているものに近づくと思っています」とコメント。
また「去年は9位で不破につないだ。今回は不破の快走に期待するのではなく、他の走る5人が『不破を助けよう』を合言葉にやっています」と話しました。
キャプテンの小澤理子選手(4年)も「この1年聖衣来ちゃんは苦しい思いを人一倍してきて、チームのエースの負担もだいぶかかっていた。今年は5区の聖衣来ちゃんまでに前半の選手たちがいい流れで持っていけるかが重要だと思っているので、チーム全員一丸となって、当日を迎えられるように頑張りたいです」とコメント。
拓殖大学の目標は2年連続の表彰台。全日本大学女子駅伝は30日午後0時10分にスタートします。
【拓殖大学の区間オーダー】
1区 6.6km 牛佳慧(4年)
2区 3.9km 古澤日菜向(1年)
3区 6.9km 土井菜摘(3年)
4区 4.8km 門脇奈穂(2年)
5区 9.2km 不破聖衣来(2年)
6区 6.7km 片桐紫音(2年)