全日本大学女子駅伝7年ぶりの優勝を目指す立命館大学。大会前日の29日に区間オーダーが発表されました。

杉村憲一監督は「みんながこの駅伝に向けて調子が上がってきて、けさの練習までオーダーをどうしようか悩んで組んだ」と、ギリギリまで難しい選考になったことを明かしました。

1区には関西駅伝でも1区間賞の村松結選手(1年)、2区には競歩と駅伝の二刀流に取り組む柳井綾音選手(1年)とルーキーを配置。「前半から上位を争うようなレースを進めたい」と期待を寄せています。

そしてチームをけん引してきたキャプテン飛田凜香選手(4年)の走りにも注目。最長区間9.2kmのエース5区を務めます。杉村監督は「本当にチームをいい雰囲気にしてくれました。後輩からの信頼も厚くて、『憧れの飛田先輩からタスキをもらう、憧れの飛田先輩にタスキを渡す』と、飛田のチームをまとめたり引っ張りが今の立命館の仕上がりに尽きる」と、称賛しました。

最後の全日本では初めての5区を務める飛田選手。9月の日本インカレ10000mでは3位、全日本では自身2年ぶりの区間賞獲得も期待されます。

【立命館大の区間オーダー】
1区 6.6km 村松結(1年)
2区 3.9km 柳井綾音(1年)
3区 6.9km 村松灯(2年)
4区 4.8km 外間礼那(1年)
5区 9.2km 飛田凜香(4年)
6区 6.7km 平岡美帆(4年)