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世界選手権代表の大東文化大・吉村玲美 最後の全日本大学女子駅伝はアンカー6区「最後責任を持ってゴールをするのが役目」

2022年10月30日 5:30
世界選手権代表の大東文化大・吉村玲美 最後の全日本大学女子駅伝はアンカー6区「最後責任を持ってゴールをするのが役目」
アンカー6区の大東文化大・吉村玲美選手
30日(日)午後0時10分に号砲の全日本大学女子駅伝。大会前日に区間オーダーが発表され、大東文化大学6区を務めるキャプテン吉村玲美選手(4年)が取材に応じました。

7月に3000m障害で世界選手権出場後、左膝のケガで夏合宿は全く走ることはできず。それでも「4年間やって駅伝前にケガをしてしまったのは初めてでしたけど、いい仕上がりができてきている。明日は自信を持って走りたい」とコメント。

走り以外の普段できない練習を夏に積めることができたとプラスな部分もあったと言います。

そして今年大東文化は前半の4区間で1、2年生を起用。そして5区に山賀瑞穂選手(4年)、6区に吉村選手の4年生コンビの布陣。

外園隆監督は「『5区、6区に(4年生の)私たちがいるから、「思いっ切り冒険しなさい』という先輩たちの言葉があった」と言います。

吉村選手は「今年のチームを見て、自分の走りが一番生かせるというか、チームのためになる走りをするとなったら、最後責任を持ってゴールをするのが役目だと思った。5区を走るのが一番の相棒である山賀が走ってくれると力強くみんなの前で宣言してくれたので、その気持ちを私もくみたい。みんなのために走りたいと思って志願しました」と話しました。

全日本では5年連続2位の大東文化大。最後の全日本となる吉村選手は「これまで全日本で一度も区間賞を取ることはできなかったので、明日は一番いい走りをしたい。本当に優勝は目指したいし、最後笑顔でみんなのタスキをゴールに持っていきたいと思います」と、結果を残すことを誓っています。

【大東文化大の区間オーダー】
1区 6.6km 川瀬真由(1年)
2区 3.9km 上田琴葉(1年)
3区 6.9km 四元桃奈(2年)
4区 4.8km 藤原唯奈(2年)
5区 9.2km 山賀瑞穂(4年)
6区 6.7km 吉村玲美(4年)