日本のサッカー「プレミアリーグ」首位 躍進期待の大津高校いざインターハイへ!
まずは県代表を決める熊本県大会決勝を振り返ります。
決勝は6連覇を狙う大津(青のユニフォーム)と、8年ぶりの頂点を目指す熊本国府(緑のユニフォーム)が対戦しました。1-1で延長にもつれ込み延長後半6分、大津のフォワード山下がキックフェイントで相手のタイミングを外す技ありのゴールこれが決勝点となり大津が6大会連続のインターハイ出場を決めました。
■大津高校・山下景司選手
「自分がインターハイでも大事な場面で決めていける選手になれたらいいなと思います」
高校年代のサッカーは日本サッカー協会によると4000近くのチームがあります。年間通してのリーグ戦が行われていて、まず都道府県リーグ。その上に全国9地域でのプリンスリーグ。最高峰が全国4000のうち24チームのみが所属できるプレミアリーグです。
そのプレミアリーグで今、首位に立っているのが大津高校なんです。
プレミアリーグに参戦している大津高校。そのプレミアリーグに参戦。映像は7月の東福岡高校との試合です。Jリーグのユースチームや高校の強豪が東日本、西日本に分かれてしのぎを削るリーグ戦です。大津は、現在8連勝中で西日本の首位に立っています。特筆すべきは11試合40得点の攻撃力。2番目に多いチームは鹿児島の神村学園で26点。群を抜いていることがわかります。
ここで、先ほどのFW山下選手。大津高校40得点の3分の1にあたる13得点をたたき出し目下、プレミアリーグの得点王。今、高校年代のチームで最も点を取っているストライカーなんです。この得点力を山下選手自身はこう分析しています。
■山下景司選手
「相手ディフェンダーが気づかなかったり、味方が誰も走らないようなところを自分で気づいて動き出したり、誰も反応しないようなこぼれ球に反応したり、そういうゴール前の嗅覚は自分の強みだと思います」
Q.インターハイでの目標は?
「個人としては得点王を狙いたいですし、チームとしては優勝を狙いたいです」
【スタジオ】
(上野アナ)
山下選手は常に周囲の状況を把握し続け、頭をフル回転させ続ける。この献身的な姿勢をこれを「ゴール前の嗅覚」と表現しているんです。熊本では九州学院がインターハイで全国制覇したことがあります。それが1985年。39年ぶりに熊本にタイトルを持ち帰るための戦いは27日が1回戦。大阪の阪南大学高校と対戦します。