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中山楓奈選手は7位 スケートボード女子ストリート 2大会連続メダルはならず

2024年7月29日 19:40
中山楓奈選手は7位 スケートボード女子ストリート 2大会連続メダルはならず

パリの中心部を流れるセーヌ川を船でパレードするなど盛大なセレモニーとともに開幕したパリオリンピック2024。

各競技で熱戦が繰り広げられるなか、日本勢の活躍のニュースに国内が沸いています。

県関係選手も続々と登場し、富山から大きな声援が送られました。

実況
「東京オリンピックの銅メダリスト中山楓奈です。ピースサインも見られました」

スケートボード女子ストリート、富山市出身の19歳、中山楓奈選手は予選を5位で通過し、日本時間の29日未明に行われた決勝に臨みました。

この春まで中山選手が通っていた龍谷富山高校です。

時間は午前0時、本来なら誰もいるはずのない会議室には、中山選手を応援するために教職員24人が集まりました。

「いけいけふうな!いけいけふうな」

「プレッシャーがかかる2回目のランスタートです」
「フロントサイドKグラインド」
「自身の得意技」

「ガンバレ!よーし!」

45秒間に技を連発する「ラン」。1本目は失敗しましたが、2本目は安定した滑りを見せます。

「よっしゃ!よし」

「イエー!いったー」

「落ちるな!よーし」

繰り出した技を全部成功させる「フルメイク」でメダル圏内の3位に付けます。

「わー」

1年生の時の担任・川端裕子先生
「感動しかないです、一生懸命応援するだけです」

しかし一発技で競う「ベストトリック」では、中山選手の代名詞でもある「フロントサイドKグラインド」が決まりません。

5回全て失敗し、7位に終りました。

「あーーーー」

土壇場からの大逆転で決めた2度目のオリンピック!2大会連続のメダルは逃しましたが、仲間とともに精一杯戦った姿に恩師らからはねぎらう声が相次ぎました。

龍谷富山高校 川端裕子先生
「最後まで攻めていた姿がとても感動的で本当によくやったと思っています」

龍谷富山高校 井上浩一校長
「先輩として後輩たちをひっぱっていってくれた、楓奈さんの日本代表としての役割は果たしたと思う」

中山楓奈選手
「まだまだ練習不足だなと思ったので日本帰ってすぐもっと練習したい。この大会見てスケートボードが楽しそうだなとかやってみたいなって思ってくれるように映っていればいいなと思う」

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