2月中旬のシーズン開幕に向けて準備を進めているベガルタ仙台。先日まで沖縄県で行われていた1次キャンプの様子をまとめた。

沖縄県糸満市で今月19日まで行われていた1次キャンプ。

昨シーズンあと1歩届かなかったJ1昇格を目指し、選手たちは厳しいトレーニングに励んでいた。
森山監督

「最初の2日くらいで予想以上に トレーニングの強度があがりすぎちゃってきのう、おとといはちょっと運動量を落としてきょうからまた一山という(選手は)明るく元気に乗り切ってくれているんで心配はしてないです」

この時期は例年、シーズンを通して戦う体力を作る為、走るメニューや筋トレが中心となりますが、今年は・・・

青木アナリポート
「何をやってるかというと信頼できる二人組で(片方が)目をつぶりながら走ってる」

ハードなだけではなく工夫されたリカバリーメニューが取り入れられるなど、いい雰囲気で準備が進められていた。

また、今シーズンは攻撃力アップを目標に掲げているベガルタ。
キャンプでは前線の選手たちが自分たちの持ち味を生かしアピールを続けていた。
中でも光っていたのは栃木から新加入のフォワード・宮崎鴻選手。

宮崎選手

「昇格したチームは例外なくフォワードが2ケタ(得点)とってますし自分自身も得点数を2ケタにのせられるようにそこにフォーカスしてやっていきたい」

そして、この沖縄キャンプ中に郷家友太選手がキャプテンに就任する事が発表された。発表前日の取材で、森山監督は。

森山監督
Q現段階でキャプテンってどうなりそうですか？
Ａ「みなさんの予想通りです」

昨シーズンは副キャプテンを務め、ピッチ上ではキャプテンマークを巻いてプレーする事もあった郷家選手。

地元・多賀城市出身の期待の星が今シーズン先頭に立って、チームを引っ張る。

郷家選手

「去年の悔しさというのを一番わかっている自信もありますし強いベガルタというのを作っていきたいなと思います」

ベガルタは現在沖縄県から宮崎県に場所を移してキャンプを行っている。
シーズン開幕戦は2月15日、アウェーでサガン鳥栖と対戦。