<パリ五輪>陸上男子200メートルで日本選手でただ1人準決勝へ 鵜澤飛羽選手(宮城・栗原市出身) 次の五輪でのリベンジ誓う
次のオリンピックでのリベンジを、誓っている。
これは、4年前 鵜澤選手が高校3年生の時、宮城県陸上競技選手権100メートル決勝の時。
「第7レーン・鵜澤くん、築館高校」
宮城から羽ばたき、オリンピック出場の夢をかなえた。
エール「飛羽、飛羽」
先週の男子200メートル準決勝。
栗原市高清水総合支所には、鵜澤選手の両親や高校時代の恩師などおよそ140人の大応援団が熱いエールを送った。
地元住民
「地元の誇りなので、心の底から応援したいと思います」
日本選手でただ1人準決勝に進んだ鵜澤選手は、2組目の一番外側・第9レーンに登場し、反応の良いスタートを切る。
実況「鵜澤の走りはどうだ!?」
しかし、持ち味である後半の走りの伸びも及ばず、20秒54のタイムで6着。
日本人選手初の決勝進出には、届かなかった。
父・鵜澤恵一さん
「後半粘り強く走ってくれて、ちょっと周りが速かったですね。(Qどのような言葉をかけたいですか?)よくやったと。普段からあまりしゃべらないので、一言二言くらいで」
築館高校・陸上部時代の恩師 石川雄二さん
「チャンスは十分にあったと思うので、それだけの力は持っていると思うので、そういう舞台で出せるようにこれからまたがんばってもらいたいと思います」
鵜澤選手は悔しさをにじませながらも、リベンジを誓っていた。
鵜澤選手
「勝負させてもらえなかった。すごい悔しいです。決勝に行きたかった。本当にそれだけです。五輪にもう1回出られるとしたら、しっかりリベンジしたいです」