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選手権の舞台裏…東北学院、涙のロッカールーム「夢舞台に連れてきてくれてありがとう」

2025年1月24日 14:00
選手権の舞台裏…東北学院、涙のロッカールーム「夢舞台に連れてきてくれてありがとう」
©民間放送43社

第103回全国高校サッカー選手権。37大会ぶりに宮城代表で出場したのが東北学院です。
試合の舞台裏も含めた戦いの軌跡を振り返ります。

先月29日。いよいよ迎えた、全国の舞台。

東北学院は前半に1点を先制すると…
後半には監督の息子、橋本脩礼選手がこの見事なロングパス。

実況
「決まったー」

これには、父・橋本俊一監督も大喜び!
東北学院にとって42大会ぶりの勝利を手にしました。

橋本俊一監督
「すごい…すごいゲームでしたね」

2回戦も勝利し、迎えた3回戦。
学校最高成績ベスト8をかけて、優勝候補・東海大相模との対戦。

橋本俊一監督
「悔い残すなよ。これ決勝戦だと思って戦おう。いいか!よし行こうぜ!」

しかし、前半から相手にリードを許す苦しい展開。

実況
「決まった3点目!」

ベスト8が遠のいていきます…

そして、試合終了のホイッスル。
東北学院の選手権は、3回戦で終わりを迎えました。

ロッカールームでは、選手たちが涙…

橋本俊一監督
「悔しいよな。試合には負けたけど、みんな立派だよ。夢舞台に連れてきてくれてありがとう」

チームの敗退と同時に幕を閉じた橋本親子の挑戦。

父・橋本俊一監督
「この生活が終わるのが悲しいですね。もっと勝たせてやりたかった」
息子・橋本脩礼選手(3年)
「監督と選手という関係が終わって、普通の父親と子どもに戻る。後輩たちが自分たちを越せるように、後輩も父親もサポートしていきたい」

東北学院の冬はこうして終わりを告げました。
東北学院はすでに新チームが始動。の大会に向け練習に励んでいます。

最終更新日:2025年1月24日 16:45
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