プロ野球・楽天は、安楽智大投手(27)に関する〝複数の同僚選手に対するハラスメント疑惑〟を受け、契約更改交渉を無期限で延期。安楽投手は自宅待機となった。
楽天野球団の森井誠之社長は25日夕方、報道各社の取材に応じ、ファンに対して「ご心配とご不安を与えてしまい申し訳ございません」と謝罪した。また、安楽投手と24日と25日に直接会い、その際に「ご迷惑をお掛けしている」と反省の言葉があったことを明かすとともに、具体的な内容については「調査結果が出そろってからにしたい」と避けた。ハラスメントの疑いを知ったのは「契約交渉の場などで選手2、3人から声があがった」ことが始まりだという。
球団は25日、在籍するすべての選手とスタッフ約100人を対象にアンケート(回答期限26日）を送付。内容は明らかにされていないが、今回の報道について問うものなどと見られ、森井社長は「なるべく早くまといめたい」としている。森井社長は「これまで匿名の相談窓口はなかった。駆け込む場所を作りたい」と改善案についても言及した。