サッカーJ2 V・ファーレン長崎。

昨シーズン、惜しくも “J1昇格” を逃した悔しさを胸にチームは6日、始動しました。

諫早市多良見町の練習場で今シーズンのトレーニングをスタートさせた V・ファーレン。

6日までに契約が発表されている32人の選手が1時間半、ランニングやパス回しなど軽めの調整で汗を流しました。

今年初めての全体練習には、ファンやサポーター約600人が詰めかけました。

（諫早市から）
「去年のシーズン2回観に行って息子がハマったので、今年応援しようかなと思って(来た)」

（西海市から）
「今年こそ圧倒的な強さでJ2優勝、J1昇格を期待している」

（西海市から）
「マテウス選手(が好き)。相手をかわしてゴールを決めているところ」

中でも注目は…。

（ファン）
「山口蛍選手は楽しみ」

（ファン）
「山口蛍選手じゃないですか」

（ファン）
「山口蛍選手とか注目したい」

昨シーズン、J1連覇と天皇杯を制した『ヴィッセル神戸』から完全移籍で加入した 山口 蛍選手34歳。

元日本代表で、昨シーズンは神戸でキャプテンも務めた経験豊富なボランチです。

（山口 蛍選手）
「みんなすごく活気のある練習をしていた。今年は絶対(J1に)上がらなければいけないミッションも、自分にとってすごく魅力的だったし、神戸で2連覇して(チームの)雰囲気がすごく大事だと感じたので、伝えていければ」

山口選手も含め、9人の新戦力を迎えたV・ファーレン。

きょう契約更新が発表されたマテウス選手やマルコス選手など、昨シーズン活躍した選手たちとの融合で、8シーズンぶりのJ1昇格を目指します。

（増山 朝陽選手）
「補強もすごくフィットしているのでいい競争が生まれてより去年より強い長崎になるんじゃないか」

（下平 隆宏監督）
「J2優勝してJ1昇格それがマストのクラブだと思うので僕自身も自分の人生をかけてそこにトライしていきたい。応援してくれる皆さんの思いに応えられるようにここから1年間頑張っていきたい」

チームは8日に新加入選手の発表会を行い、11日には決起集会を行います。