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テニス×卓球×バドミントンのいいとこ取り!?「ピックルボール」 人気上昇中の新スポーツ《長崎》

2024年4月19日 6:45
テニス×卓球×バドミントンのいいとこ取り!?「ピックルボール」 人気上昇中の新スポーツ《長崎》

アメリカ発祥で人気が高まっているニュースポーツ「ピックルボール」。

幅広い世代が気軽に楽しめるという、その魅力に迫ります。

海辺の広場に響き渡る、心地いい打球音。

長崎市の水辺の森公園で行われたのは、ピックルボールの体験会です。

(ダニエル ムーアさん)
「テニスと卓球とバトミントンを足して3で割ったような。全部いいとこ取りして作られたスポーツ」

1965年アメリカで誕生したラケットスポーツ「ピックルボール」。

使用する道具は、卓球のラケットの約2倍の大きさのパドルと、多数の穴が開いた直径7センチ前後のプラスティック製のボールです。

県内で初めて開かれた体験会のゲストは、元全米チャンピオンのダニエル・ムーアさん。

日本での競技人口を増やそうと、普及活動に取り組んでいます。

(元全米チャンピオン ダニエル ムーアさん)
「誰でも簡単にスポーツが楽しめるっていうところが1番の魅力。30分から1時間練習すれば、上手い下手はあるが、すぐに誰でも楽しめるスポーツ」

コートの広さはバドミントンと同じ。ネットの高さは約87センチです。

ボールに穴があいていることで、風の抵抗を受けやすく、強く打っても速度が抑えられます。

わずかな時間で軽快にラリーができるようになるそうです。

発祥のアメリカでは現在、3650万人ほどがプレー。

プロリーグやツアーが行われるなど、近年、急激に人気が高まってます。

(元全米チャンピオン ダニエル ムーアさん)
「元々は結構、高齢者の人がメインでやっていたスポーツ。体力的に今ちょっと厳しいような人向けに、誰でも本当にできるというスポーツとして広がった。若い人も一緒に楽しめるので、男女 年齢構わず、長崎県の皆さんにピックルボールをの楽しさを経験してほしい」

シングルスやダブルスで戦うピックルボール。

11点先取のゲームで、サーブ権があるときだけポイントが入り、ミスをしたら相手にサーブ権が移ります。

サーブのあと、2球目まではツーバウンドルールが適用され、サーブを返す人、そしてそのリターンは、一度ボールをバウンドさせなくてはなりません。

体験会には、県内から30人が参加。実際にやってみた感想は。

(佐世保市から)
「すごく楽しい。佐世保市は特に基地があるので、基地の方ともコミュニケーション取ったり、交流が作れるスポーツだと思うので、佐世保市でも頑張って広めて県自体で盛り上がっていければ」

(大村市から)
「3世代にわたって、皆さんワイワイガヤガヤとプレーできる。そういう楽しくプレーできるところが魅力」


(元全米チャンピオン ダニエル ムーアさん)
「(アメリカでは)たまたま集まった人で、どんどん回しながらやる習慣があるんで、いろんな人と交流しながら、ネットワークが広がっていく」

今年12月には、世界大会が初めて東京で開かれる予定のピックルボール。

生涯スポーツとしても、コミュニケーションツールとしても注目が高まっています。

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