【2023年山陰のスポーツ】島根スサノオマジックやガイナーレ鳥取 伯桜鵬が活躍! 三上紗也可選手パリオリンピック出場へ 島根県・鳥取県
2023年も残すところあとわずか、年の瀬の足音が近づいてきました。山陰のこの1年を振り返ります。きょうのテーマは「スポーツ」です。
■B1島根スサノオマジックの活躍
今年も山陰中を沸かせたスポーツ。まずは、プロバスケットボール・B1。昨シーズンは一時18連勝し、リーグ上位をキープする好調さをみせた島根スサノオマジック。西地区2位でシーズンを締めくくります。
そして、舞台は日本一を決めるチャンピオンシップへ。準々決勝の相手はアルバルク東京。
ブースター
「覚悟を持って序盤からどんどん 飛ばしてほしいです」
白熱する試合は両者一歩も譲らずシーソーゲームとなりますが、あと一歩届かずー。
ブースター
「悔しいですけど、選手たちがすごく頑張っていて感動したので、また来年たくさん応援したいと思いました」
安藤誓哉キャプテン
「(シーズン)つらい時もあったけどここまでこれたので、最後は顔を上げてファンのみなさんに挨拶しようと円陣組みました。本当に今シーズンありがとうございました」
悔しい思いを残した昨シーズン終了から約5か月。10月から開幕した新シーズンの島根スサノオマジックは、12月27日時点で西地区3位。
日本一への挑戦は続いています。
■シーズン後半に巻き返したガイナーレ鳥取
一方、サッカー・J3のガイナーレ鳥取。悲願のJ2昇格をかけた一年となりました。シーズン前半はホーム戦で1勝もできず、20チーム中18位とJ3残留も厳しい状況にー。
そんな中、今年6月に増本浩平監督が就任。
ガイナーレは攻撃重視から守り重視の戦術へ方向転換します。するとシーズン後半には、J2昇格争いに食い込むまでの巻き返しを見せ、最終順位は6位という結果に。
来季こそ、J2昇格達成へ。その思いは強くなるばかりです。
■昭和以降最速で新入幕を果たした「伯桜鵬」
そして今年、地元を沸かせた若きホープと言えば、鳥取城北高校相撲部出身の力士・伯桜鵬。昭和以降最速で新入幕を果たすなど、その強さから「令和の怪物」と評されるほどに。地元は「伯桜鵬フィーバー」に沸いた一年となりました。地元・倉吉市の定食屋では…
定食屋の定員
「お待たせいたしました。令和の怪物さん定食です」
伯桜鵬がいつも頼んでいたというメニューで作られたボリュームたっぷりの定食が誕生。その名も“令和の怪物さん定食”。
扇雀食堂 古瀬聖子さん
「私たちは場所を見に行けないので、倉吉で何かできないかと思ってしっかりと料理でてっちゃん(伯桜鵬)の応援をしていきたいと思っています」
優勝争いとなった7月の名古屋場所では、地元でパブリックビューイングを開催。150人以上の地元住民が声援を送りました。初優勝の期待がかかる中、惜しくも敗北。
それでも、地元を勇気づけた快進撃に来年も期待が高まるばかりです。
■パリオリンピック出場権を獲得!三上紗也可選手
そして、いよいよ2024年に開催されるパリオリンピック、パラリンピック。今年7月の世界水泳で女子3m飛び板飛び込みの米子市出身・三上紗也可選手が一足先に出場権を獲得しました。
パリオリンピックへ三上選手はー。
三上紗也可選手
「パリオリンピック金メダルです皆さんに恩返しできるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
オリンピックイヤーで盛り上がること間違いなしの2024年。山陰出身選手の世界でのさらなる飛躍に期待です。