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「指導者として第2のアーチェリー人生を」 古川高晴選手が引退へ 故郷・青森への感謝も

2024年10月21日 18:35
「指導者として第2のアーチェリー人生を」 古川高晴選手が引退へ 故郷・青森への感謝も

日本人選手最多タイのオリンピック6大会連続出場を果たした青森市出身でアーチェリーの古川高晴選手が現役引退を表明しました。

★オリンピック6大会連続出場 古川高晴選手
「選手を引退することにいたしました」
「他の若い選手にその場を譲りたくさん経験を積んでもらい活躍してもっと強くなってもらいたいと思ったこと、指導者として第2のアーチェリー人生を始めるのにいい年齢かなと思ったからです」

古川選手は勤務先の近畿大学で会見を開き、現役を引退すると発表しました。
古川選手は青森東高校時代にアーチェリーを始め、2004年アテネオリンピックに初出場。
12年のロンドンでは個人で日本アーチェリー史上2人目の銀メダルに輝きました。
21年の東京でも日本アーチェリー史上初の団体戦で銅メダルを獲得。個人でも銅メダルを手にしました。
またパリまで6大会連続で出場。日本人の最多記録に並ぶ偉業です。

★オリンピック6大会連続出場 古川高晴選手
「青森出身ということでいつまでも取り上げていただき、応援していただき本当にありがたかったです」

古川選手は今月25日から27日に行われる全日本選手権を最後に現役を引退し、指導者の道を歩みます。

最終更新日:2024年10月21日 18:35
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