×

【アイスホッケー女子】スマイルジャパン ミラノ・コルティナ五輪出場1番乗り

2025年2月8日 22:12
【アイスホッケー女子】スマイルジャパン ミラノ・コルティナ五輪出場1番乗り
▽女子アイスホッケー ミラノ・コルティナ五輪最終予選 グループG(苫小牧市・nepiaアイスアリーナ)

世界ランキング7位の女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」が8日、苫小牧市内で行われた2026年のミラノ・コルティナ五輪の最終予選で、ポーランド(同20位)を6対0で下し、日本勢1番乗りとなる五輪出場権を獲得しました。

■どさんこ選手たちが大活躍

試合終了のブザーが鳴り、どっと歓声が響きます。

選手たちは一斉に氷上へ集まり円陣を組むと、「よぉーし!」という声と共に笑顔が咲きました。

試合前に行われた中国対フランス戦で中国が敗れたため、日本は”勝てば五輪出場が決まる”という条件で行われた一戦。

怒涛の第1ピリオドでした。

口火を切ったのは、苫小牧市出身FW前田涼風(28)。

5分54秒、安平町出身FW三浦芽依(26)からのパスをゴールに突き刺し先制。

11分23秒には、帯広市出身FW志賀紅音(23)がシュートからのゴール前にこぼれたパックを自ら押し込み2点目。

さらに14分12秒、苫小牧市出身FW輪島夢叶(22)が2試合連続となるゴール。

これで3対0としました。

その後も勢いは止まりません。

15分32秒に釧路市出身FW浮田留衣(28)がゴールを決めると、そのわずか11秒後、会場で日本4点目のアナウンスがされている中、FW輪島がこの日2得点目となるゴールを挙げます。

そして18分26秒、相手陣内へ持ち込んだFW浮田が、最後は相手GKをかわしダメ押しゴール。

第1ピリオドだけで6得点を挙げてポーランドを突き放すと、その後も危なげない試合運びでリードを守り、スマイルジャパンが勝利しました。

■きょう2得点の輪島夢叶選手(最終予選2試合連続ゴール中)
「勝てば五輪が決まると話をしていたので緊張はしたが、スタートから足は動いていた。チームから求められているのはスコア(得点)。1年間意識的に取り組んだことができたことを自信にして、来年の五輪に向けてもっとチームに貢献できる選手になりたい」
最終更新日:2025年2月11日 14:36
札幌テレビのニュース