４大会ぶり４回目の全国出場、札幌大谷は初の３回戦進出を目指し、千葉県立柏の葉公園総合競技場で熊本県代表の大津と対戦しました。
Ｕ－１８プレミアリーグの覇者、”高校年代最強”と呼び声高い大津を相手に先制点が欲しい大谷は
開始早々、背番号９のエースＦＷ簗詰（やなづめ）（３年）がスピードを生かし大津ゴールに迫りますが、ディフェンスにはね返されます。
その後、試合は大津ペースに。
Ｊ１清水に加入が内定しているＭＦ嶋本（３年）、プレミアＷＥＳＴ得点王ＦＷ山下（３年）らを中心に再三大谷ゴールに襲いかかりますが
ＧＫ高路地（こうろじ）（３年）がビッグセーブを連発し、得点を許しません。
（前半シュート数　札幌大谷２本　大津５本）
前半を０－０で折り返し、迎えた後半。
試合が動いたのは１１分でした。
大津、左からのコーナーキック。嶋本が蹴ったファーサイドのボールにＤＦ野口（３年）が頭で合わせ先制を許します。
後半２０分嶋本に追加点を許した大谷はＪ２今治に加入内定、キャプテンＭＦ笹（３年）を軸に気迫の攻めを見せますが、
大津の堅守にはね返されます。
それでも後半アディショナルタイム、途中出場の大谷ＭＦ中村（２年）が右サイドを突破し、シュート決め、土壇場で１点差に迫ります。
しかし結局、試合はそのまま２－１で終了。
強豪大津相手に奮闘した札幌大谷でしたが惜しくも２回戦敗退となりました。

札幌大谷　清水監督
「日本のトップが見えました。
難しい試合になったが、戦えないことは無いと思いました。
相手もいいチームだったが、うちもよくやったと思います。
最後の1点は未来に繋がる1点でした。2年生のDFも大津の攻撃を経験できたことは大きかったと思います。
また、この舞台に戻ってきたいなと思いました。
来年、改めて頑張ります。」