【高校サッカー】28日から全国大会 新潟県代表は2大会ぶり10度目の出場となる帝京長岡 チームの横顔は
新潟県代表は2大会ぶり10度目の全国大会出場となる帝京長岡です。
県大会では、5試合で6得点!チーム得点王の2年生ストライカー・新納大吾や、3回戦でハットトリックをみせた帝京長岡の三苫薫こと原壮志、さらにはキャプテン堀颯汰などを中心に圧倒的な攻撃力を見せ、優勝。全国大会への切符をつかみました。
また、12月10日には国内トップクラスの高校やJリーグのユースチームなど24チームで争う高校生年代の最高峰リーグ「高円宮杯プレミアリーグ」へ初昇格!
この勢いに乗り、全国屈指のパスサッカーで新潟県勢初の日本一を目指します。
チームをけん引するのは伝統のエースナンバー14番を背負う 堀颯汰キャプテン。
独特なドリブルと得点力を武器に県大会では4G!
点が欲しいときに決めてくれる頼れるキャプテンです。
ことしのチームについて帝京長岡の堀キャプテンは…。
【堀颯汰 キャプテン】
「サッカーだったら『得点力・攻撃力』でチーム全体だったら『誰かのためにできる』っていう、それがことしのチームの強みかなと思います。FWやっているので出るからには得点王目指して毎試合得点したいなという思いがあります」
そして今大会に強い思いを持っているのが就任11年目の古沢徹監督です。
去年、県大会準決勝で敗退し全国への扉を閉ざされたことが、ことしのチームづくりに大きな影響を与えました。
【帝京長岡 古沢徹監督】
「去年出られなかったことはスタッフの責任。もう一度サッカー部全体をみてメンバー選考、ミーティングを行い、チームとしての在り方を見直した一年間」
古沢監督と部員たちで密にミーティングを重ねる中、例年であれば選手権のメンバーに選ばれなかった3年生はこの時期は引退していたのですが、ことしは全員で最後の大会が終わるまで練習を続けることを決めました。
さらにメンバー外の選手が率先して「分析班」、「応援班」、「広報班」などを結成しチームのために自分たちができることを考え全力でチームの勝利をサポートしています!
「分析班」では対戦チームの試合映像などを見て、同じポジションの選手が個々の特徴などを分析。
資料にまとめて、出場する選手へ対戦相手の情報を伝えました。
さらに、対戦相手と似た特徴の選手で仮想の対戦相手役となり、より本番をイメージできるようにチームに貢献しました。
【分析班のリーダー 鈴木義仁選手(3年生)】
「自分は分析しましたけど、それをAチームの選手がチームで話してうまくプレーに活かしてくれたのがすごく嬉しかったです」
猛暑の夏も雪の積もる冬も 、切磋琢磨してきた仲間とともに…。部員147人とスタッフ チーム一丸で全国の舞台に挑みます。