「恩返しとして勝利を」 山形ワイヴァンズ3日からプレーオフ 3シーズンぶりに挑む
男子バスケットボールBリーグ2部のパスラボ山形ワイヴァンズはリーグ優勝をかけて3日からプレーオフに出場します。1日県内で行う試合前最後の練習に臨みました。
山辺町の体育館で行われた練習では、ワイヴァンズの選手たちが攻撃や守備の動きを確認し、プレーオフの試合に備えました。
山形ワイヴァンズ阿部龍星選手(山形市出身)「チャレンジャーの気持ちで戦って、相手はもちろん強いので自分のできるすべてを出し切れるように頑張りたい」
ワイヴァンズは今シーズン、チーム最多となる10連勝を果たすなどの記録を残し、東地区3位で3シーズンぶりにプレーオフ出場を決めました。
山形ワイヴァンズ鈴木大キャプテン(上山市出身)「アップダウンの激しいシーズンではあったが、最終的に勝率5割を超えて、プレーオフに出場できることはチームとしても自信になっているので、あとはいかにプレーオフでやってきたことを発揮するか」
プレーオフはトーナメント方式で行われ、B2リーグで今シーズン上位に入った8チームがリーグの年間優勝やB1昇格をかけて争います。しかしワイヴァンズには来シーズン、B1ライセンスが交付されていないため、B1に昇格することはできません。それでもチーム初となるリーグ優勝を目指して選手たちの士気は高まっています。
山形ワイヴァンズ石川裕一ヘッドコーチ「ブースターの声援があったからこそつかみ取れたプレーオフだと思うので、一つの恩返しとして勝利を届けられるように頑張りたい」
プレーオフの初戦は3日アウェーで福岡と対戦します。また、試合当日は山形市内の映画館でパブリックビューイングが行われます。